【要注意】無意識に人をイラっとさせる運転マナー11選! (2/2ページ)

まだまだ続く人をイラッとさせる運転マナー!

⑥上り坂なのにアクセルを踏み足さない

 高速道路などの渋滞の大きな原因になっているのが、上り坂やサグ部での速度低下。トンネルも排水などを考慮して中央に向けて上り坂になっていることが多いが、そうした部分ではアクセル一定で走り続けるのではなく、平地での速度をそのままキープできるように、アクセルの踏み加減を調整しないと渋滞になる。

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 上り坂に近づいたら、ほんの数ミリアクセルを踏み足すだけで、渋滞の発生を防ぐことができるはず。非力なクルマだって、上り坂に入る前に加速して、勢いをつけて上り出せばOK。いまのクルマなら、ちょっとした気遣いで、大渋滞は解消できる。

⑦見物渋滞

 これも本当に迷惑。大人なら野次馬根性を出さずに、前方をしっかり見て、速度を落とさず走り抜けましょう。そうでないと、渋滞を引き起こすだけでなく、自分が次の事故渋滞の原因になってしまうことも……。

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⑧右折待ち左折待ちのポジション

 右折レーンのない交差点などで、右折したいクルマが、交差点内に入らずに対向車が途切れるのを待っていたり、右にあまり車を寄せずに待機している場合があるが、これも迷惑。車線内でギリギリ右端まで寄せて、少しクルマを前に出せば、直進あるいは左折しようとしている後続車が通り抜けられるのに、ボーっとしているクルマは迷惑千万。

 左折待ちでも同様なケースは見受けられるが、右左折の際は、後続車に対する気配りを忘れないでもらいたい。

⑨追い抜き車線の専有、渋滞の先頭

 自分の前はガラガラ、後続車は数珠つなぎ……。これほど迷惑なクルマはない。ゆっくり自分のペースで走りたい人は、高速道路なら走行車線を、一般道でも、後ろがつかえてきたなと思ったら、いったん路肩に止めて、道を譲る気配りが欲しい。「煽られている」と思うのもストレスだし、後ろにつかえているドライバーもイライラ。いい事なんて、ひとつもないので、譲り合いでニコニコと。

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⑩駐車スペースを守る

 商業施設や観光地、SA、PAその他でも同じだが、駐車場に引かれた白線の枠にきちんと止められない人は、勘弁してもらいたい。隣のスペースの出し入れがしづらくなったり、最悪一台で二台分のスペースを取ることも……。路上駐車などでも、ちょっと気を配るだけで、迷惑度が大きく変わることがあるので、周囲への気配りを忘れずに。

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⑪ボトルネックの通過後はスムーズに

 工事で車線が規制されていたりした場合、入り口側で渋滞気味になるのは仕方がない。しかし、車線が終わってもダラダラ走っていたのでは、後ろの渋滞は伸びる一方。徐行するところはしっかり徐行するにしても、徐行区間が終わったら、後続のことを考えて、さっと素早く通り抜けよう。

・番外編

 運転中にマンガを読む(論外)

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 道に迷ってノロノロ運転(安全な場所にクルマを停めて、NAVIや地図を見るなり、目的地に電話して道を聞くなりしましょう)

 溝のないタイヤで、雨天の運転(第一にキケン。そして危ないから速度が出せず、周囲に迷惑)

 ライトの球切れ、整備不良、ETC……。

 マナーとは、他者への思いやりであり、自分を含め周囲を不快にさせないよう行動をとること。

 他のドライバーにブレーキを踏ませたり、ヒヤッとさせたり、イラッとさせないことが、結局のところ、自分にとっても快適な運転環境につながってくる。ちょっとした気遣いで、円滑で安全な運転になるので、いつもの運転にひと工夫し、もっと楽しいドライブになるようみんなで心がけていきたいところだ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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