【美人自動車評論家】吉田由美の「祝! 室屋選手初優勝」歓喜のエアレース観戦

25年かけての初優勝は母国日本でつかみ取った!

「レッドブル・エアレース千葉2016」会場は今日、歓喜に沸き立ちました!! なぜならば……日本人選手の室屋義秀選手が初優勝! しかも母国である日本で、です。

 今日の私はまたしても早起きして、朝のメディアプログラムである飛行機が格納&飛び立つ「ハンガー」ツアーに参加。ここは自動車レースでいえば「ピット」のようなもので、間近に飛行機も見れるし、パイロットともお話ができます。私も、以前対談をさせていただいたことで面識のある室屋選手にお会いし、お話をさせていただきました。

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 じつはその前にほかのメディアの方々と共にオフィシャルな質問する場面があり、私はお仕事らしく「昨日の記者会見では、リラックスして休むとおっしゃっていましたが、実際はどう過ごされたんですか?」と質問。それにも「お弁当買って……」と室屋さんは終始リラックスムード。とはいえ、一昨日の練習フライトではトップタイムを叩き出したものの、母国開催ということでプレッシャーはあったはず。でもこの時の対応を見ると落ち着いる感じです。

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 決勝レースは昨日発表された通り、今年のレースのポイントランキングでスタート。というわけで室屋選手はそれまでのところ11位だったので、「HEAT2」で3番目にスタート。ポイントランキング4位のピート・マクロード選手と対決です。室屋選手はタイムは速いのですが、スモークが出なかったということでペナルティ。1秒が加算されます。対するマクロード選手はオーバーGのため失格。
室屋選手は「ラウンド・オブ8」に進出。次のレースが始まる約1時間の間にスモークポンプを修理。しかし、次に対戦するのは先ほど行われたレースで3位のタイムを出した、現在までのシーズンのポイントリーダー、マティアス・ドルダラー選手。強敵です。事実上の一騎打ちです。

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 ここで室屋選手は落ち着いたフライトで1:04:610という素晴らしいタイムをマーク。追いかけるドルダラー選手はこのタイムにプレッシャーを感じたのか、オーバーGで失格。
室屋選手は「ファイナル4」に進出。そして1:04:992!

 25年かけて優勝を掴み取ったという室屋選手、素晴らしいです! 会場で聞いた「君が代」には感動しました。早起きした甲斐がありました! 室屋選手、感動をありがとうございました!!


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