日産R35GT-Rをエクステリアで見わける方法(11〜17年モデル) (1/3ページ)

初のマイチェンといえる11年モデルから最新17年モデルまで

 前回お届けした日産R35GT-Rをエクステリアで見わける方法(コンセプト〜10年モデル)に続き、今回は最新の17年モデルまでの外観上の進化をお届けしよう。

  

●中期モデル/MY11〜MY13

 2010年10月に発表された2011年モデル(MY11)は、R35の発表からちょうと3年のタイミングで発表された。初のマイナーチェンジ版といえるMY11では、外観にも変更が加えられた。

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 まず、フロントバンパーおよびリップスポイラーの形状を変更。グリルおよびバンパーの開口部を拡大するとともに、バンパー左右に配される整流フィンが1本から2本になった。上のフィンは高輝度白色LEDデイライトの機能も兼ねるようになっている。

 リヤもディフューザーの形状を変更し後端を延長。LED式のバックフォグを備えると同時に、左右にエア抜き用のアウトレットを追加した。

 また、左右4本出しのマフラー出口径をMY10までの120Φから130Φにサイズアップ。ホイールもMY10までの骨太な7本スポークから10本スポークタイプに変更。従来比で3kg/4本の軽量化も実現した。

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 続くMY12/MY13は外観の変更はごくわずか。どちらかというとシャシーやエンジンの進化が大きかった。ちなみに、スカイライン(GT-R含む)の伝統と言えば「丸型4灯テール」。R35からスカイラインの名は外れたものの、テールランプは伝統の丸4灯を継承している。

 しかし、日本仕様のみ法規の関係でMY07からMY11まではブレーキ=内側2灯のみ、ライト点灯時=外側2灯のみと、4つ同時点灯させることができなかった。しかし、11年の法改正を受けて、MY12からはブレーキ/テールランプともに晴れて「4つ同時点灯」を採用。

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 これを機に従来モデルのオーナーに向けて、日産ディーラーでは「テール4灯キット」を期間限定で発売したという逸話も。

  


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