【スバリストが選ぶ】歴代最強のスバル「WRX」はこれだ! (2/2ページ)

トップ3は戦闘力の高いモデル揃い!

第3位:2代目WRX STI spec C TYPE RA-R

 2代目GD系WRXの最終型に設定された限定車。GDBは重量増とともに駆動系のハイテク化が進んだ宿敵ランエボとの勝負に苦戦するという大問題に直面したり、フロントマスクが不評で2度もフェイスリフトを実施するなど苦難続き。

WEB CARTOPその鬱憤を晴らすかのように、最後になってトンでもない入魂モデルを送り出した。ブレーキにはWRX初のブレンボ製専用モノブロック対向6ポッドキャリパーや18インチ32mm厚の2ピースグループドディスクローターで武装。WEB CARTOP操縦性は実戦での戦闘力を重視した玄人向けのセッティングで、乗りこなすにはテールスライドコントロールのスキルが求められたなど、「危険な香りが漂う最後のWRX」とも言われる。WEB CARTOP

第2位:R205

 S203以降のSTIコンプリートカーはプレミアム路線を強め、3代目GRB/GVB型のSTI車は「甘美な乗り味」をさらに徹底追及。WEB CARTOPその一方で、WRCからの撤退や宿敵ランエボが進化を止めたこともあり、戦闘力の向上は頭打ちとなってしまった感が否めないが、R205には「本気でニュルの頂点を目指す」レースマシンのオーラが漂う。暖気前では車検に通らない可能性が高いとされるほど勇ましい爆音サウンドは実に戦闘的であった。WEB CARTOP乗り味面でのプレミアム感ではS207以上であり、カーボンルーフを採用したことなどが再評価されるS206や、GVB最終型に設定されたWRX STI tS TYPE RAも悩ましい名車ながら、R205はラリーで勝つために採用したハッチバックボディ最強のWRXとして称えたい。WEB CARTOP

第1位:S207 NBR CHALLENGE PACKAGE

 カーナビと諸経費込みで700万円にも達する価格や、スバル車史上初の抽選販売で即時完売したなど、未来永劫にわたって語り継がれるであろう伝説の数々を残した。WEB CARTOPニュルブルクリンク24時間レースの優勝記念モデルということで、競技向け車両として生み出されたわけではないが、その乗り味は極めて戦闘的。いかにもレーシングカー的なソリッド感に満ちている。WEB CARTOP何気ない日常の中でもニュル優勝マシンのナンバー付き車であることを実感しながら悦に浸れるのは、高倍率の抽選に当選したオーナーの特権だ。発売されて1年以上過ぎてもなお、新車販売価格以上の高値で流通していることも含め、2017年1月現在での歴代WRX STI最強とさせていただく。WEB CARTOP


マリオ高野 MARIO TAKANO

SUBARU BRZ GT300公式応援団長(2013年~)

愛車
初代インプレッサWRX(新車から28年目)/先代インプレッサG4 1.6i 5速MT(新車から8年目)/新型BRZ Rグレード 6速MT
趣味
茶道(裏千家)、熱帯魚飼育(キャリア40年)、筋トレ(デッドリフトMAX200kg)
好きな有名人
長渕 剛 、清原和博

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