レースからラリーまで! モータースポーツの祭典「モータースポーツジャパン」開催 (1/2ページ)

展示・走行・体験などさまざまなコンテンツが凝縮

 モータースポーツを身近に感じることが出来ることから、毎年を楽しみにしている人も多い「モータースポーツジャパン」が2017年4月15日・16日に、東京・お台場で開催。

 2006年から行われているモータースポーツジャパンは、各自動車メーカーから持ち込まれたレーシングカーを展示・走行を行う。マシンのコクピット体験やドライバーと話ができることから多くの人が訪れる。

 会場は3つに分かれており、A会場はアクティブゾーンと呼ばれる走行をメインで来場者を楽しませる。また自動車メーカーが現行市販モデルとレーシングカーを展示。ホンダが展示しているボンネビルマシン「Honda S-Dream Streamliner」の所にドライバーの宮城 光さんが登場。「もっとワクワクを提供したい」とコメントしてくれた。

 B会場はエクスペリエンスゾーンとして、日本自動車ジャーナリスト協会が主催・運営する。ここでは同乗走行や運転講習会などが行われる。とくに大型車両を使った死角確認は多くの方に体感してほしい内容だ。

 C会場はカルチャー&レジェンドゾーンとしてクラシックカーやレプリカ車などを展示。また2017年は『LEGEND of TOYOTA』を企画し、KP61スターレットやカローラレビンなど、世代によっては、思わず「懐かしい」と感動するはずだ。

 今回は見かけなくなってしまったKP61スターレットを、35年間乗っているTさんに取材をしてきた。免許取得後に50系のカローラを中古で購入したが、すぐに乗り換えたTさん。「やっぱり僕、KP61が好きなんだなって思いました。一時期、売ろうと思ったこともありましたが、今まで持っていて良かったです」

 これまで長く所有されてきた理由のひとつとして、良い車屋さんの付き合いがあるという。「今お願いしているお店は部品交換ではなく修理をしてくれます。だから長く維持していられるんだと思っています」

 1982年式のKP61はすでに32万キロを走破している。「昔のクルマは10万キロでリセットなので、(オドメーターが)2万ちょっとの距離になっていますが、3周しています。もう一台シトロエンAXを持っていましたが部品の関係で数年前に手放しました……」

 日常使いをすることから街乗りで乗りやすい仕様になっているTさんのKP61。「もうブレーキ系の部品はないよ!」と言われているとのことだが、相棒として今後も一緒の時間を過ごしていくだろう。


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