ジャガーの小型SUV「E-PACE」が世界初公開! ロングジャンプのギネス世界記録を樹立 (1/3ページ)

スマホ連携での遠隔操作によるエンジンやエアコンの作動も可能

「F-PACE(エフペイス)」の弟分にあたるジャガーの新たな高級コンパクトクロスオーバーSUV「E-PACE(イーペイス)」が7月14日、イギリス・ロンドン市内のイベント会場「ExCeL」でワールドプレミア。らせん状に270度回転しながら15.3mものロングジャンプをする「barrel roll(バレルロール)」を成功させてギネス世界記録を樹立し、華々しくデビューを飾った!E-PACE

E-PACEのエクステリアは、ジャガーのスポーツカー「F-TYPE(エフタイプ)」がモチーフとされており、ジャガー独自のフロント・グリル、筋肉質なプロポーション、ショートオーバーハング、迫力あるリヤラインを構築。

さらに、リヤに向かって急激に下降するルーフラインと独特なサイドウインドウ形状を与えることで、ジャガーのスポーツカーDNAを表現した。 5人が快適に座れ、後席のレッグルームにも余裕がある室内は、インテグラルリンク式リヤサスペンションの採用によって荷室も広く、ベビーカーやゴルフクラブセット、大型のスーツケースも積み込めるスペースが確保されている。

インパネには10インチのタッチスクリーンを標準装備。ジャガー・ランドローバーの「インコントロール」システムで、車両をスマートフォン上で追跡して車両のセキュリティを確保したり、事故が発生した際は救急サービスへ自動的に連絡したり、スマートフォンやスマートウォッチで燃料残量や走行距離を車両から離れた場所で確認したり、車両の暖機や冷房の作動、エンジンの始動を遠隔操作することを可能にした。

また、スロットル、AT、ステアリング、アダプティブ・ダイナミクス・サスペンション・システム(装備車両のみ)をドライバーの好みに合わせて設定できる「コンフィギュラブル・ダイナミクス」を搭載。「アダプティブ・ダイナミクス」装着車では、ドライバーの入力およびボディと車輪の動きを感知し、ダンパー減衰力を自動調整することでロールを制御、より高いハンドリング性能を与えている。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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