【RMオークション】最高落札価格は24億6881万9100円のアストンマーティン! (1/2ページ)

世界に1台のランボルギーニも落札

夏の大オークションRMサザビーズが主催するアメリカ・ペブルビーチオークションが2017年8月18日に開催された。個人コレクターから放出された13台のフェラーリは9台が次なるオーナーの元へと旅立っていった。WEB CARTOPでは3台の車種をピックアップして紹介していたが、その結果をお届けしよう。RMオークション

1)1974年式 デ・トマソ パンテーラL
落札ならず

室内保管され、実走功距離も27358kmのパンテーラは今回落札ならず。2231万8048円で販売されることとなった。非常にオリジナル度が高い車両だけに落札予想価格の1383万4875円から1936万6900円という値段ははるかに超えた。

2)1974年式 マセラティ・ボーラ
2050万5111円で落札

生産台数が約500台といわれているボーラ。そのなかでも稀少なアメリカ市場向けに生産された4.9リッターモデルが出品され1936万6900円から2489万9400円という予想落札価格のなか、2050万5111円でオークションハンマーが叩かれた。

3)2005年式 ランボルギーニ・コンセプトS
1億4472万4800円

本来ならば100台限定で販売される予定だったコンセプトSは、ジュネーブモーターショー用に1台、走行できるモデルが1台のみが製作された稀少なマシン。走行できるモデルは2度目のオークション出品。無事落札され、1億9924万円2000円から2億7673万7500円と予想されていたが、1億4472万4800円で落札された。

さて、そのほかにも魅力的なクルマが出品されていたので簡単にご紹介したい。

1965年式ピール・トライデントはイギリスで生産された小型自動車ピール50(全長1371mm×全幅1041mm×全高1200mm)の後継車として開発された。現存車両が少ないなか2014年3月にレストア済みの車両を現オーナーが購入。

スクーター用の98ccエンジンをリヤに搭載し、3速ギヤボックスを組み合わせて最高速度61km/hを達成したモデルだ。落札価格は1326万8497円。

ちなみに、今回ピール50も出品されていたがこちらは落札ならず。世界最小市販車としてギネス世界記録を認定されている。デビュー当時は「一人の大人とショッピングバッグ」を運ぶことができると宣伝していた。

ピール50は1962年から65年の3年間に約47台ほど生産され、そのうち30台が現存しているという。落札に至らなかったものの価格は1534万8399円と、その希少性がわかることだろう。

それでは高額落札価格ランキングをお届けしよう。


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