ロータスが帰ってきた! より軽く・速く・楽しさを追求した新型が日本上陸 (1/2ページ)

原点に立ち戻ったロータスらしいラインアップを日本で発表

ロータス2017623日に全ラインアップモデルを一新! その日本初お披露目が10月11日に東京六本木で行われた。日本限定モデルのエリーゼなどを展示し、496.8万円から(エリーゼ)と魅力的な価格帯で展開していく。ロータス

ロータスは「LESS MASS MEANS MORE」をテーマに、”より軽く、よりロータスらしく”に基づき全モデルを見直している。

LCI代表取締役社長、高橋一穂さんは「ダニー・バハール社長のころは、どんどん重く大きく、大馬力に進みつつありましたが、最近は本来のライトウェイトに回帰し本来の姿に戻りつつあります。為替の影響もありますが、価格を下げられるように努力しております」と語る。

ロータス

また本国のロータスカーズから招かれたセールスマネージャーのライアン・ワトソンさんは、次のように話した。「ロータスは車両の空力、ハンドリングに特異な技術をもっています。エヴォーラのGT430スポーツは来年初めに日本でも発表できる予定です。ロータス史上最速の315km/hを達成し、限定車として販売されます。じつは現在、9000台のロータスが日本の街中を走っています。LCIが価値を高め、多くの人に乗っていただけるクルマにしたいと思います」と語る。ロータス

それでは展示車両の詳細をお伝えしたい

・エリーゼ

エアコン、オーディオ、フロアマットなど、取り外せるものはすべて取り外し、走ることを目的としたもっともエリーゼらしいエリーゼが誕生した。1995年にデビューを果たした初代エリーゼと同じコンセプトのもと、開発が進められた。ロータス

車体は徹底的な軽量化を行い、じつに856kgを実現。また500万円を切る496万8000円という価格設定を行った。今回展示されたモデルは日本だけのラインアップとなり、既存のモデルよりも軽量フロントクラムシェルなどを採用し、ボディデザインを一新している。純粋にロータスのドライビングを楽しめる1台といえるだろう。ロータス

・エリーゼ スプリント 220

エリーゼのトップモデルとして位置づけられているスプリント220は、カーボンファイバーやポリカーボネートを採用。さらにリチウムイオンバッテリーを搭載することでマイナス10kgの軽量化を可能にし、エリーゼ スポーツ220よりも26kgも軽い878kgを実現した。ロータス

ロータスの名車エランなどで使用された「スプリント」の名が復活し、車両サイドにロゴが採用されている。税込み価格745万2000円で販売される。ロータス

・エキシージ380スポーツ

公道を走ることができるレーシングカーとして登場したエキシージだが、軽量なボディに3.5リッターV6エンジンを搭載し380馬力を発揮する。カーボンファイバーを使用し、大きいボディながら1110kgと重量を抑えた。こちらもリチウムイオンバッテリーを搭載し、専用ホイールを装備することで30.2kgもの軽量化を実現した。ロータス

0-100km/h加速は3.7秒と瞬発力を発揮し、エアロダイナミクスなどを見直して最高速度は286km/hに達する。エキシージにはさらにカップ380と呼ばれるモデルも存在。そちらは、さらに軽量化を施され、日本にも導入が開始されている。ロータス

・エヴォーラ・スポーツ410

2015年に発表されたエヴォーラ400は、長距離を走るGTカーとして登場した。さらに軽量化やエンジンなどを改良したモデルが今回のエヴォーラ410だ。マイナス70kgという軽量化を行い、さらにエヴォーラ400に比べ、2倍のダウンフォースを得ることができた。ロータス

LCIの女性広報である谷田さんは、「女性が乗っても自信を持って乗って頂ける1台として提案できます!」と話してくれた。またGT430のエヴォーラも日本に導入予定をしている。ロータス

また、これまで春に行われていた「ジャパン・ロータスデー2018」は9月2日の秋に開催されることも発表された。約600台のロータスが富士スピードウェイを埋め尽くすイベントだ。ヘリテージから最新モデルまで展示され、歴史を通じてロータスを詳しく知ることができるので、ファンはぜひ足を運んでほしい。


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