スバルの新時代スポーツ「VIZIV Performance CONCEPT」は非電動化!? 【東京モーターショー2017】

ボンネットダクト+4本出しマフラーに期待大

「第45回 東京モーターショー2017」にて、スバルは「NEW SUBARU STORY〜モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ」 をコンセプトにブースを展開。もっとも注目を集めたのは、世界初公開となる「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」だ。東京モーターショー

 VIZIVとは「Vision for Innovation」を語源とする造語で、「革新のための未来像」という意味を表している。2013年のジュネーブモーターショーで初めてVIZIVコンセプトが公開されてから、モーターショーに合わせてVIZIVと名の付くコンセプトカーを出展してきたスバル。そのVIZIVコンセプトの最新モデルとなるのが今回公開となったVIZIV PERFORMANCE CONCEPTだ。

 VIZIVシリーズは、安心で愉しいクルマづくりの将来ビジョンを具現化したシリーズとなっているが、今回、同シリーズ初となるセダンボディを採用。スバルが追求していく「走る愉しさ」をスポーティに表現したモデルとなっている。 張り出したフェンダーや迫力満点の4本出しマフラー、そしてスバルのターボモデルでは代々象徴的な存在として装備されているボンネットダクトまでも再現されている。

 今回のVIZIV Perfomance CONCEPTはEVともハイブリッドともアナウンスされておらず、おそらく従来のシンメトリカルAWD+ターボを踏襲しているものと思われる。 まさに、SUBARUの提唱する安心と愉しさを最大限のパフォーマンスで楽しめることを予感させる。

 レガシィやインプレッサなどのスバルの走りを象徴するモデルを意識しつつ、現行車に共通するデザインフィソロフィーである「DYNAMIC×SOLID」を取り入れ、「安心と愉しさ」を表現。さらに、性能を向上させた次世代アイサイト、2020年に実現を見込む高度運転支援技術を採用し愉しさを支える安全をスポーツモデルにも積極的に取り入れていくことを感じさせる。

 これまではBRZやWRX STIといったMTモデルにはアイサイトが搭載されなかったが、是非今後はMTモデルへも採用を期待したい。

 【主な仕様】

 ボディサイズ(全長×全幅×全高):4630×1950×1430
ホイールベース:2730mm
タイヤサイズ:245/40R20
乗車定員:5名


新着情報