東京都心を名車がジャック! 台風にも負けず「晴海Autumn Festival」に約60台が集結

中央区まるごとミュージアムと連携して開催

6回目の開催となる「晴海Autumn Festival」が2017年10月29日に行われた。これは東京・中央区まるごとミュージアムと連携し、毎年10月末に開催されているイベントだ。当日は台風直撃のなか、新旧問わず60台近い歴史ある車両が晴海埠頭に集結し、銀座を中心とした都心部でパレードを行った。「晴海Autumn Festival」

まるごとミュージアムとは、中央区が旧跡や美術館、水辺など文化環境に恵まれていることから、街全体を「ミュージアム」として、無料バスや船などで区内をまわり、その魅力を感じてもらうという主旨で毎年開催しているイベント。

そして晴海Autumn Festivalには、2020年東京オリンピックの選手村となる晴海に1950年式アストンマーティン・ラゴンダから2014年式トヨタ・ミライまで幅広い年代のクルマが集結した。

「東京のステキな街並みを仲間と愛車で走り抜けられるイベントとして続けていきたい」とTHE銀座RUN実行委員会の根本 純さんは語る。

パレードのルートは晴海埠頭を拠点に銀座→新橋→日本橋→両国→築地と東京を代表する名所を走る。中央区まるごとミュージアムと連携したスタンプラリーも行いながら走行できるルート設定のため、それぞれの楽しみ方でクルマを走らせることが出来ることも魅力だろう。

自動車業界ではお馴染みの国沢光宏さんもトヨタ・ミライでゼロカーとして参加。自らスバル360を所有しアメリカのラリーに参戦するなど積極的な国沢さんは「面白いクルマが沢山いるなかで天気だけが残念でしたね。こうして少し見ても魅力的なクルマがたくさんあるので、継続してほしいですね。それと、次回は晴れてほしい!」と話してくれた。

またパレード中の会場では車両の展示も行い、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の時に使用されていた本物のNYPDパトカーや、ナイトライダーのナイト2000のレプリカなどが展示され、訪れた人も雨の中じっくりと車両を見学していた。


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