日本にピッタリのジャガーが上陸! ディーゼルも選べるE-PACEは451万円から

ガソリンとディーゼル合わせて24グレードを導入

 ついに日本上陸したジャガーの新型E-PACE(イーペイス)は「スポーツカー」のような走りと雰囲気を持っているSUVだという。

E-PACE

 SUVブームのなか、あのジャガーが大柄なSUVのF-PACE続いて、コンパクトなSUVを国内発表した。今回のE-PACEは5人乗り、2リッターエンジン(ガソリン&ディーゼル)搭載のコンパクトSUVだ。

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 BABY JAGUARと呼んでいるが、サイズはベイビーではない。日本の人気SUV、マツダのCX-5に近いサイズで、ベイビーというのは「あたらしいジャンルのクルマを誕生させた」という意味らしい。スポーツカーのようなドライビング・パフォーマンスを持ち、SUVらしい室内空間と実用性を持つ。さらには最新のコネクティビティ(通信環境)も備えている、とジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長は胸を張る。

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 同じくらいのサイズで見ると、ライバルはCX-5以外にも、フォルクスワーゲンのティグアン、ホンダのヴェゼル、トヨタのCH-Rなど競合がひしめき合うジャンルだ。

 ジャガーはすでにF-PACEという大きめのSUVを持ち、ジャガーファンには受けているが、日本国内ではサイズが大きく少し扱いづらい。日本の道路を考えるとE-PACEは扱い易い大きさだ。

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 日本での販売価格は2リッターディーゼルの「2.0L D180」がもっとも安く451万円。最上級モデルの「R-DYNAMIC HSE2.0L P300」が759万円で、ディーゼル9グレード、ガソリン15グレードと幅広いバリエーションをそろえている。

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 スタイルは、ジャガーらしさをフロントにあしらい、スポーティなルーフラインを持つクーペスタイルだ。ジャガー柄のシートラベルやセンターコンソールフロアなど、E-PACEだけの遊び心のあるデザインがあちこちに散りばめられている。

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 全グレードがAWD駆動となり、フロントとリヤのトルク配分を細かく制御する。最高出力221kw/300馬力のINGENIUMガソリンエンジン搭載モデルは、コーナリング性能をアップさせるアクティブ・ドライブラインと呼ぶ制御を入れ、AWDながらFRに近い感覚のドライブフィールを手に入れているという。この辺りは、思いっきりサーキットでチェックしたいところだ。

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 エンジンはジャガー自身が設計から生産まで手掛けたもの。2種類の2リッターガソリンエンジンと、1種類のディーゼルエンジンがあり、ジャガー初の9速オートマチック・トランスミッションを備える。

 新しいCMは、町中を通り抜けるE-PACEを見ている人たちが「あれは何だ? SUVのカッコしているけどスポーツカーなのか」と噂するような映像だ。ジャガーとしては、新型SUVのスポーツ性能を強調したいようだ。

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