【美人自動車評論家】吉田由美の「わたくし愛車買っちゃいました!」その40

40周年のBMW7シリーズと「フランス料理の神様」がコラボ

 1977年に発売されたBMWのフラッグシップモデル7シリーズが2017年に40周年を迎え、その記念モデルが昨年のフランクフルトショーでお披露目されました。そしてこの度めでたく日本に上陸! しかも特別な人と一緒に!!吉田由美

 そしてその2つの発表を見届けるために東京・恵比寿の「ジョエル・ロブション」へ。美味しいお料理と共に40周年をお祝いしてきました。その「特別な人」の名は、ジョエル・ロブション氏。そう、あの3つ星レストランで腕をふるう、世界的に有名な「フランス料理の神様」と呼ばれるお方。

吉田由美1984年に最初のミシュラン3つ星を獲得するとその後は世界中に店舗を拡大。日本にも1994年、東京・恵比寿に「タイユバン・ロブション」を出店し、現在では日本国内に6店舗、世界では11カ国に店舗を構えています。しかしご本人は1996年にシェフを引退し、その後はプロデュースに転身されているとか。

 そのロブション氏がこの度、BMW JAPANの「ブランドフレンド」に就任され、その発表が1つ目。ちなみに日本のBMWの「ブランドフレンド」は元サッカー日本代表選手の中田英寿氏とロブション氏のおふたり。ロブション氏の就任理由は、美しさと食の追求をしているところがBMWとの共通点とのことで、ドイツ本国ではすでにBMWのラグジュアリークラスのアンバサダーを務めているそうです。

 ご本人のお話によれば「学生時代、通学途中にあったBMWのショールームの前を通ったときに『いつかBMWを所有したい』と思っていました。18歳になってコックになり初めて購入したクルマが“BMW700”」吉田由美「今このクルマは博物館に展示されていますが、その後もずっとBMWのオーナーを続けています。中でも最も愛着があるのは「850CSi」。8シリーズといえば、近々復活するらしいと聞き、嬉しく思っています」吉田由美

「私は移動が多いのですが、その中で一番好きなのは「BMW750Li」での移動です。後部座席はベッドのようにフラットになり、足も伸ばせます。“伝統の中に革新がある”ということを、いつの時代も時代の先端をいくBMWから感じ取ることができます。勝ち続けるためには革新が必要だという部分は、ロブションのレストランとも共通しています」吉田由美

 ちなみにロブション氏はこのところ後席移動も多いようですが、ご自身はイタリアの自動車免許をお持ちだそうです。そしてもうひとつのお披露目、BMW7シリーズ誕生40周年記念の限定モデル「40 Jahre(フィアツィッヒ・ヤーレ)」。ぺトロール・マイカという一見ブラックですが、日が当たると深いグリーンとなる特別復刻カラーの「740i 40 Jahre 」と、マッドで薄い水色のフローズン・シルバー・メタリックの「750Li 40 Jahre 」の2色で2グレードが設定され、世界限定200台。吉田由美

 日本にはぺトロール・マイカ7台、フローズン・シルバー・メタリックが7台の合計14台が導入されます。インテリアも職人が手作業で丁寧に作り上げたという、お洒落で手触りの良いバイ・カラーのレザーシート。ヘッドレスト、サイドステップ、Bピラーや用意されたクッションには「7」と「40JAHRE」のロゴ。ほかにも「40 Jahre」ならではの特別装備がたっぷり盛り込まれていますが、「750Li」は後席がエグゼクティブ・ラウンジ・シートになって広々としているうえ、マッサージ機能もあるためさらに快適☆吉田由美

 ちなみに価格は「740i 40 Jahre 」が3リッター、ツインパワーターボ、ガソリンエンジンの8速AT右ハンドルで1862万円。「750Li 40 Jahre」は4.4リッター、ツインパワーターボ、ガソリンエンジンの8速AT右
ハンドルで2228万円。

 そしてお楽しみは何と言っても「ジョエル・ロブション」のお料理。席に着くと白いナプキンが、BMWのラグジュアリーモデルのイメージカラーであるパープルのリボンで留められています。お料理は5皿のコースで、お料理のお味はもちろんですが、盛り付け方が可愛い。吉田由美可愛いといえば、このイベントが開かれた日はちょうど2月14日の「バレンタインデー」当日。スイーツの飾りつけやお料理に、さりげなく、ときには大胆にハートのモチーフが添えられています。そしてパンにも注目! 自家製パンが抜群の美味しさでした。というわけで、BMW7シリーズ40周年記念特別限定モデルも3つ星の「美味しい発表会」でした☆吉田由美


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