最近ブームのグランピングってなに? キャンプとの違いは?

基本的に手ぶらでOK! 設備も整った優雅なアウトドア体験

 最近よく目にするのが、グランピングという言葉。アウトドアを楽しむものなので、クルマも関係あるが、耳慣れない方も多いのではないだろうか? そもそもキャンプとなにが違うのか? 最近はバイク乗りによるソロキャン(ひとりキャンプ)など、アウトドアでもいろいろな動きが出てきているだけに、気になる言葉だ。

 まずはグランピングという言葉から。これはグラマラスとキャンプを掛け合わせた造語で、2000年に入って欧米で誕生して急速に世界に広まったもの。グラマラスとは魅力的なという意味で、訳すと「魅力的なキャンプ」となる。

 その内容は、まず準備をしないということ。テントを立てたり、火をおこして食事を作ったりということを、参加者はしない。そういった面倒なことは施設側が行ってくれるし、食事はバーベキューだが、もちろんこれも準備してくれる上に、地の物を楽しめるのがウリだったりする。泊まるところはテント以外にもコテージやバンガローも含まれることがあるが、あくまでもキャンプではあるので、木やコンクリートの建物は除外という意見もある。

 さらに昼間はアウトドアツアーが用意されていたり、カヌー・カヤックなどを楽しむこともできるし、ただ自然の中に身を置き、ゆったりと流れる時間を楽しむなどさまざまなメニューを楽しむことができる。

 このように、手ぶらでもOKだったりと、手間をかけずにアウトドアを楽しむことができるのだが、当然のことながら費用はけっこうかかる。なかには高級ホテル的な雰囲気とサービスを提供するところもあるのだが、こうなるとかなり高い。キャンプ場の区画だけ借りてあとは自分たちでやるのとは費用的に雲泥の差。今後は目的や一緒に誰と行くかなどによって、キャンプとグランピングを使い分ける時代になっていくのだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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