レクサスは最強のRC Fとオープンエアを楽しめるLCコンバーチブルを初披露【NAIAS2019】

アメリカで好まれる2台のクーペのスペシャルモデル

 LEXUSは、デトロイトモーターショーでコンセプトカー「LC Convertible concept」と、新型「RC F」を世界初公開した。美しい伸びやかなデザインのオープンカーと、“F”を象徴するハイパフォーマンスクーペの進化した姿。どちらも、アメリカ人には受け入れやすいモデルと言えるだろう。

 カンファランスで最初に紹介されたのは、RC Fであった。持ち味とする優れたパフォーマンスを進化させるべく、軽量化や空力性能、パワートレーン、タイヤ、サスペンションなど、あらゆる点に改良を加え、常用域域での軽快な走りと、限界域における優れた操縦安定性を実現している。

「F」が持ち味とするサーキットにおける優れた走行性能を象徴する仕様として、新たに“Performance package“を設定。日本のSUPER GTや米国のデイトナ24時間レースなど、RC F GT3によるレース参戦のノウハウを応用し、専用の空力パーツや内装デザインを採用したほか、さらなる軽量化や加速性能の向上を実現した、“F”の決定版とも呼べるモデルとなっている。

 RC F Performance packageのエンジン主要諸元(北米仕様)は、最高出力472馬力・最大トルク54.6kgf-m、0-60mile加速は4.0秒というパフォーマンスを見せる。

 LC Convertible conceptは、LEXUSが提唱するラグジュアリーライフスタイルの新たな提案として開発されたコンバーチブルモデルのコンセプトカーで、もともとLCがもつ美しいフォルムを活かしたデザインでまとめられている。

 ルーフは布製が予定されており、ルーフの開閉を容易に行うことができる。ルーフの格納位置にもこだわっており、ルーフを開けたときも閉じたときも、流麗なサイドビューを実現する。全長:4760mm、全幅1920mm、全高1350mm、ホイールベース2870mm。

 なお、LC Convertible conceptの発売は未定だが、新型RC Fの日本での発売は、2019年5月を予定している。


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