橋の上は危険? 7月は事故が多い? 意外と知らないクルマの日常走行での危険なシチュエーションとは (2/2ページ)

橋の上は外気温が0度にならなくても凍結の危険性!

 もう少し、細かく具体的にみていくと、冬の時期は橋の上が非常に危ない。水は0度で氷になることは知られているが、道路の場合、外気温が+3度程度でも、路面上の水分が凍結している可能性がある。そのため、輸入車などを中心に、外気温が+3度を下まわったことを知らせる「路面凍結警告灯」がついているクルマが増えてきている。とくに橋の上は、道路の下がスカスカなので、普通の道路より凍結しやすいので要注意。

 冬の時期に限っていえば、コートなどの裾がドアに挟まりやすいので、人を降ろしたあとの発進時は注意を払いたいところ。

 高速道路のジョイント部も鉄製で滑りやすく、ギャップがあるので、トラックなどから積荷がこぼれるリスクもある!?

 街中では、渋滞中の対向車線から人や自転車が飛び出てくることもあるので気を付けたいところ。

 雨天、片足、いや片輪だけ水たまりに入るのも、足を取られて危険な思いをすることもあるし、タクシーや宅配便のトラックも、追わぬところで停車することがあるので、車間距離は広めにとっておきたい。

 自転車もけっこうハイペースで走っている人が多いので、自転車のスピードを侮ると危険なことも……。2019年も細心の注意を払って、安全運転を心がけよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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