アドバン&ジオランダーで走る楽しさを訴求! 横浜ゴムブースに注目!【大阪オートメッセ2019】 (1/2ページ)

迫力のデモカーがブースに2台鎮座!

 2月9日(土)より11日(月・祝)までインテックス大阪で開催中の「大阪オートメッセ2019」には、6Aホール左奥のCARトップ合同ブースに横浜ゴム(ヨコハマタイヤ)が共同出展。そのレーシングスピリットを体現した「アドバン」ブランドを中心とした最新のタイヤ・ホイールを一斉に展示している。

 ブースに近づくとまず目に飛び込むのは、2018年秋に発売されたマッドテレーンタイヤ「ジオランダーX-MT」を装着したフォードのピックアップトラック F-150ラプターだろう。

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 ジオランダーX-MTは、同じジオランダーのM/T G003以上に悪路走破性を重視して、ロックトレイルまで視野に入れた、SUV用タイヤ・ジオランダーシリーズの頂点に位置付けられるモデル。オートメッセ

「北米では2018年初頭に発売されており知名度も高いが、日本ではまだまだこれから」(横浜ゴム・タイヤ国内リプレイス営業本部長代理 兼 タイヤ国内リプレイス営業企画部長の宮本知昭さん)だというが、2018年にはスズキ・ジムニー、メルセデス・ベンツGクラス、ジープ・ラングラーが一斉にフルモデルチェンジ。いずれも長期の納車待ちとなるほど爆発的な人気となっている。

「こうした本格オフローダーに根強い人気があることを、改めて実感しました。しかもこれらの新車装着タイヤは意外にもオンロード寄りのものが多いので、ジオランダーX-MTやM/T G003はもっと本気でオフロード走行を楽しみたい人のニーズに応えられると思います」と、その性能に自信をのぞかせていた。

 その横に展示されていたトヨタ・カローラスポーツは、ヨコハマタイヤがワンメイク供給しているWTCR(世界ツーリングカーレース)への参戦をイメージして、レーシングプロジェクトバンドウがワンオフ製作したコンセプトモデル。その足もとに装着するのはもちろん、ヨコハマタイヤがWTCRにワンメイク供給するスリックタイヤ「アドバンA005」と、金型鍛造1ピースホイール「アドバンレーシングGT」だ。オートメッセ

 ヨコハマタイヤはWTCRの前身にあたるWTCCの時代より、長年にわたりオフィシャルタイヤサプライヤーを務めており、さらに今シーズンからは日本でも「TCRジャパン」が、同じくヨコハマタイヤがワンメイク供給する「スーパーフォーミュラ」と同時開催される。オートメッセ

 宮本さんは「TCRマシンは改造範囲が狭く市販車に近いメカニズムながら、外観は極めてレーシーなので人気があります。ヨコハマタイヤはレース用タイヤをカタログ販売する数少ないタイヤメーカーのひとつなので、こうした活動を知名度向上とユーザーの拡大につなげていきます」と、その意義を力強く語っていた。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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ホンダS2000(2003年式)
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