アドバン&ジオランダーで走る楽しさを訴求! 横浜ゴムブースに注目!【大阪オートメッセ2019】 (2/2ページ)

アドバンネオバはコンセプトモデルを披露

 そして、スポーツカーに乗るクルマ好きなら見逃せないのが、「アドバン・ネオバ・コンセプト」だろう。現行モデルの「アドバン・ネオバAD08R」は2013年、同じトレッドパターンを持つ「ネオバAD08」は2008年の発売となるため、展示会のたびに「今度のネオバはいつ出るの?」と質問されることが多かったという。そうしたコアなユーザーに向けて、現在開発を進めているのを示したのが、このアドバン・ネオバ・コンセプトというわけだ。

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 そのトレッドパターンは初代「ネオバ」や「ネオバAD07」を融合したかのような、ブロック剛性の高さとデザイン性を両立させたもの。「『ネオバには数字とアルファベットではないちゃんとした名前が付いている』ということを、熱心なユーザーの方から教えていただきました」と、そのポジションが性能一辺倒ではなくなっていることを話す宮本さん。

「サーキットでのラップタイムを削るためのタイヤとしては、今はアドバンA050やA052があります。ですから次のネオバには、アドバンのフラッグシップタイヤとして、ドライグリップ以外のプラスアルファが求められています」と、その開発の難しさを率直に教えてくれた。

 またAD08Rの右横には「ブルーアースGT AE51」も展示。「当社では低転がり抵抗以上に、ユーザーの安心・安全に直結するウェットグリップ性能にこだわっています。ブルーアースGT AE51では全57サイズともタイヤラベリング制度のウェットグリップ性能最高ランク『a』として、“GT”、つまりロングドライブでの安心感を高めています」という力作だ。オートメッセ

 デザイン性を最重視しつつ軽さや剛性の高さも追求した「アドバンレーシング」ブランドのホイールとしては、今春発売予定の鍛造ホイール「R6」と、今夏発売予定の鋳造ホイール「RS3」、3月に新サイズ・カラーを追加予定の「RZ2」、「RG-D2」、「TC-4」を参考出品。スポーツカーから商用バンまで、各車の足元をレーシーに彩る最新ホイールを、関西のファンにいち早く披露していた。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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ホンダS2000(2003年式)
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