新型BMW Z4はショートホイールベース化でスポーティさを強調! 30台の限定車も登場 (2/3ページ)

2リッター直4と3リッター直6という2つのエンジンをラインアップ

 パワートレインは最高出力197馬力/4500rpm、最大トルク320N・m/1450-4200rpmを発揮する2リッター直4ターボガソリンエンジンと、最高出力340馬力/5000rpm、最大トルク500N・m/1600-4500rpmを実現する3リッター直6ターボエンジンの2つをラインアップした。

BMW Z4

 このパワフルなエンジンの実力を存分に生かすべく、Z4 sDrive20i M SportにはMスポーツサスペンションに加えて、オプションで電子制御ダンパーを備えたアダプティブMスポーツ・サスペンションが装備できる。また、Z4 M40iには、アダプティブMスポーツサスペンションを標準装備するとともに、コーナリング後の加速や安定性を高めるMスポーツディファレンシャルを搭載。ほかにも、的確にステアリング操作が可能となるバリアブルスポーツステアリングをZ4で初めて全車に標準装備している。

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 インテリアは、運転中のドライバーが集中力を妨げない位置に操作スイッチを配置するよう工夫した。さらに10.25インチのコントロールディスプレイや、フルデジタルメーターパネルなど、視認性を高めた大型のディスプレイを採用。加えてオープンモデルとして初めてヘッドアップディスプレイを装着している。

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 そのほか、AIを活用した最新のBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを搭載した。これにより、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスができ、運転中でも視線をずらすことなく、目的地変更なども可能となった。この音声認識システム自体の「名前」も自由に変更できるため、より身近で親しみのある存在になるだろう。

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 BMWコネクテッド・ドライブも標準で装備しており、もしもの時の安全性や利便性、エンターテイメントを提供する。昨年にはスマートフォンアプリ「BMW Connected」を導入したことで、利便性を高めた。

 モデル展開はすべて右ハンドル仕様で、sDrive20iに3グレード、M40iが1グレードの、合計4グレードを用意する。価格は566万円から835万円(消費税込み)。


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