今年もレーシングカーの迫力サウンドがお台場に響き渡る! モータースポーツジャパン2019開催

会場ではラリー・ジャパンのテストイベント開催の発表も

 今回で14回目の開催となる「モータースポーツジャパン2019 フェスティバル イン お台場」が2019年4月6日(土)、7日(日)の2日間にわたり、東京・お台場特設会場で開催となった。

 このイベント春の嵐に見舞われて、これまで開催が短縮されることも多々あったが、今回は両日ともに好天に恵まれた。特設会場の周辺の桜は満開でチュ―リップも咲き乱れ、なおかつ入場料が無料ということもあって、会場には非常に多くの来場者が訪れた。

 日本のモータースポーツ文化の継承と発展を目的に、特定非営利活動法人(NPO法人)日本モータースポーツ推進機構が主催するこのイベント。自動車メーカー8社(トヨタ・日産・ホンダ・SUBARU・マツダ・三菱・スズキ・日野)と、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)、日本レースプロモーション(JRP)、GTアソシエイション(GTA)が、実行委員に名を連ねている。

 会場はA・B・Cの3つのゾーンに分けられており、アクティブゾーンとなるA会場は、レーシングカーやラリーカーの展示と走行が行われるエリア。今回は、斎藤太吾選手が駆るGRスープラのドリフトマシンが「TGR DRIFT スペシャルラン」や、各種ラリーカー、そしてSUPER GTマシンが特別に走行。そして、恒例ダカールラリーのトラック部門を制している日野レンジャーも走行した。

 エクスペリエンスゾーンと名付けられているB会場で、国内外の自動車メーカー12社13ブランドの試乗会や、モータージャーナリストの皆さんから直接クルマの基礎を教えてもらうことができる「楽ラク運転講習会」など、クルマをじっくり楽しむコーナーが目白押し。「LEGEND OF THE HONDA」と銘打ったホンダのモータースポーツ参戦の歴史を振り返るプログラムもこのゾーンで展示された。

 そしてカルチャー&レジェンドゾーンのC会場は、クラシックカーやレプリカ車などを展示していた。

 また、今回、「WRC 世界ラリー選手権 日本ラウンド招致準備委員会」が2020年のラリー・ジャパン復活に向け、11月7日(木)から10日(日)にかけて愛知でテストベント(非選手権戦)を開催することを発表し、概要の説明も行い、同時にラリージャパンのロゴも発表された。


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