プジョー308が一部改良! 1.2リッターガソリンターボ+8速AT搭載で走りと燃費を両立

ACCを全車に標準装備!

 プジョー・シトロエン・ジャポンは2019年5月7日、ハッチバックモデルの「308」を一部改良して発売した。改良が施されたのは308 Allureと308SW Allure、さらに運転支援機能やアクティブクルーズコントロールを標準搭載した特別仕様車308GT Lineの3モデル。

 308は国内外においてプジョーの主力モデルの一つだ。国内では2016年11月のデビュー以来、実用性やスタイリング、乗り味、安全性などで高い評価を受けている。

 今回の一部改良では最新の欧州環境規制に対応した新しい3気筒1.2リッターガソリンエンジンと、定評のある新時代電子制御8速オートマチック(EAT8)を搭載した。EAT8は2018年12月に発表した1.5リッタークリーンディーゼルエンジン搭載モデルに続いて、今回のガソリンエンジンモデルに採用した形だ。これにより308はGTiを除く全車が8速ATとなり、パドルシフト付きとなった。

 今回搭載した3気筒1.2リッターガソリンエンジンは、新欧州環境規制EURO6.2に対応するべく、新たなインジェクションシステムを採用した。こちらはパフォーマンスを維持しながら排ガス基準に対応するため、燃料噴射ポンプの威力を250バールまで高めたものだ。さらにセンサーを2つに増やし、ガソリン専用のGPF (ガソリン・パーティクル・フィルター)を採用するとともに、ターボチャージャーを電子制御式に変更している。

 8速AT搭載車は、3つのドライブモードが選択可能。エコモード、通常モード、スポーツモードで、とくにエコモードでは新たに搭載されたフリーホイール機能で走行条件が合えばアクセルオフした際にクラッチを切り、燃費向上に寄与する。燃費は308Allure、308SW allureともにWLTCモードで15.6km/Lを達成した。

 そのほか装備面も充実し、市場ニーズの高いアクティブクルーズコントロールを全車に標準装備したほか、Apple CarPlayに対応したPeugeotミラースクリーンを搭載する。

 価格は308 Allureが税込み283万9000円、308SW Allureが308万7000円、308GT Lineが308万9000円。


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