GT-Rだけじゃない! 日本人が弱い「R」の付くクルマ10選 (2/2ページ)

サファリラリーに参戦した軽自動車も

6)ダイハツ・ミラ・アバンツァートTR-XX

 市販版で人気を得たのはダイハツ・ミラ・アバンツァートTR-XXだろう。もちろんアルトワークスのライバルで64馬力合戦を繰り広げた。またこちらにもアバンツァートTR-XXRがあり、こちらはX4Rの後継となる競技ベース車だった。

7)スバル・ヴィヴィオRX-R

 軽スポーツ戦争のスバル代表がこちら。スーパーチャージャーで、ターボ勢とは一線を画したハイスペックで人気だった。ちなみに今でこそ言えるが、規制値の64馬力を突破していたという。

 競技向けのRAもあり、なんとサファリーラリーにも参戦。ドライバーはなんとコリン・マクレーだった。

8)スバル・プレオRS

 プレオといえば、トールスタイルの軽。こちらにもRSがあった。過激ではないものの、ヴィヴィオ譲りのスーパーチャージャーとスポーツシフトi-CVTの組み合わせはかなりのポテンシャル。とくにCVTのマニュアルモードはスパスパ、シーケンシャルシフトみたいに決まって楽しかった。

9)スバル・レガシィRSタイプRA

 2代目レガシィにもあったが、真骨頂は初代だろう。スポーツグレードがRSであり、インプレッサ登場以前にWRCを含むラリーで活躍したのがRSタイプRAだ。

 ちなみにこちらのRSはロードスポーツ、RAはレコードアテンプ(記録挑戦)の略。

10)スバル・インプレッサWRX RA

 RAは初代インプレッサにも用意され、レガシィ同様に当初は競技向けのベース車としての役割が強かった。内容的にはセンターデフにDCCDを採用し、リヤを機械式LSDとするなど本格的。内装も簡素化されていた。

 RAは現在でもお馴染みのグレードになっている。最近でも限定ながら、バランス取りされたスペシャルユニットを積んだRA-Rが瞬殺で販売完了となるなど、人気は高い。RAとはまさにスバリストかつR好きにはたまらない存在だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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