【国沢光宏がWRCに挑戦】ついに開幕ラリードイツ2019! 新人編集部員が初めてのWRCで見た光景とは (1/2ページ)

初ドイツ&初WRCは見るものすべてが新鮮!

WEB CARTOPでもおなじみの自動車評論家、国沢光宏さんがドイツで開催されるWRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリー・ドイツに挑戦する! 今回ラリー・ドイツ取材のチャンスを得た新人編集部員篠田は、ラリーについてはまったくの素人。そこで2回に渡って渡航前の国沢さんにラリーとは何か、国沢さんはなぜラリーに挑戦するのかについてお話を伺い、なんとラリーカーまで試乗させてもらった。これまでの取材でラリーへの理解が深まり、ラリー・ドイツを心待ちにしていた。今回から、いよいよ現地ドイツからのリポートをお届けしよう。

 日本を出発してトランジットを含む約16時間に及ぶフライトを経て、ついにドイツにたどり着いた私、篠田。フランクフルト空港でフォード・ギャラクシーを借り、ラリー・ドイツの開催地であるボスタールへと向かった。アウトバーンをスイスイと走ることおよそ2時間。道中には牧場や風力発電の風車、教会などが見え、ドイツ感満点の景色に私、篠田は大興奮! ひたすら写真を撮りまくった。

 平日だったからか、クルマはそれほど多くない。高速道路では追い越し車線に入らなければ「あおり運転」をされることもなく、交通ルールは徹底されているように感じた。また、日本でもいくつか採用されているラウンドアバウトもドイツでは一般的。中央の円状の部分は花壇のようになっているところもあり、街並みと合わせておしゃれな雰囲気。見るものすべてが新鮮で、あっという間に会場へ。ボスタールの街に入ると可愛らしい家々が立ち並び、街全体が歓迎ムード。いよいよだ。

WRC

 2019年8月22日(木)から開かれたラリー・ドイツ。初日はシェイクダウンと呼ばれる競技車両に不具合がないか確認するテスト走行とスタートセレモニー、そして夜にSS1を行なう。

 ドイツは北海道と同じくらいの緯度だが、この日の雲ひとつない青空のもとではかなりの暑さ。シェイクダウンを終えた国沢さんからも「暑い!」との第一声をいただいた。WRC

 今回国沢さんが乗る競技車両は新車のフォード・フィエスタR2。スペックが200馬力に上がっているため、シェイクダウンは最高で160km/hくらいまで出ていたそう。シェイクダウンでの感想を聞くと、「今はこのクルマに慣れる段階だね」とのこと。SSに向けて、タイヤやエンジンルームなどを確認し、車両の調整に余念がない様子だった。

 そして今回は国沢さんのご好意により、WEB CARTOPのステッカーを車両に貼ってもらえることに! これでWEB CARTOPの存在が全世界に知れ渡ることだろう。WRC


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