新型カローラ・セダンを早くも自腹購入! 歴代モデルを乗り継いだ「カローラマニア」が語る新型の魅力5つ (1/2ページ)

3ナンバー化はマイナスじゃない!

 今回の新型カローラセダン&ツーリングでは、セダンやステーションワゴンでは初めてとなる、3ナンバーワイドボディとなったことが話題となっている。5ナンバーサイズでなくなったことへの批判的な意見も多いようだが、30年以上もカローラに乗り続けてきた筆者としては、“なるべくしてなった”という気持ちもあり、肯定的に受け止めている。すでに新型セダンを購入した筆者が、新型のどこを気に入ったのかをお伝えしよう。

1)3ナンバーサイズとなった

 10代目が全長を延ばしたことで、ユーザーから“大きい”との声が多数寄せられた。そこで11代目では異例のサイズダウンを行なっているが、それでも5ナンバーサイズであっても全幅が1695mmあることで“大きい”とするユーザーもいた。初代の全幅は1485mm、以降2代目1505mm、3代目1570mm、4代目1610mmと順調にワイドボディとなってきたカローラの全幅が1695mmになったのは、2000年にデビューした9代目からとなるので、カローラ全体の歴史から見れば最近のことともいえる。

 つまり10代目や11代目でも一部ユーザーは“ボディは大きい”と感じているのだ。その意味では長年乗り継いできた筆者から見ると、ことさら世間ではカローラの3ナンバー化が物議をかもしているようにも見える。だが、カローラが5ナンバーでなければならないとするのは、“上から目線”の発言のようにも聞こえてくる。

 いままでのメインユーザーより若ければ、よほどのワイドボディとならない限り3ナンバーサイズにそれほどアレルギー反応はないともいえよう。3ナンバー化することで走行安定性が増すならば基本的には歓迎している。

2)かっこ良くなった

 いま乗っているアクシオ(11代目)は原点回帰ということで、ボディサイズだけでなく、視認性など、とにかく実用性重視で開発されたモデル。そのため使い勝手は非常に良いのだが、遊び心はいまひとつで、お世辞にも“かっこいい”とは言えない見た目でもあった。

 しかも世界市場向けモデルと国内仕様では、車名以外完全に別仕様となっていた。そのため新型は国内専用サイズとはなっているものの、グローバルモデルとの共通性があるモデルとなったのも、迷うことなく代替えを決めた部分でもある。さすがに車名だけカローラというのは、海外でグローバルカローラを見るたびに寂しい思いになっていた。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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