ハッチバックの登場から1年! 満を持して新型トヨタカローラセダン&ツーリングが発売 (1/2ページ)

ボディサイズは日本専用にリファインされている

 トヨタ自動車は、長年愛されるカローラのセダンとワゴンの新型モデルを発売した。同時に、すでに発売されているハッチバックタイプのカローラスポーツも一部改良している。

カローラ

 新型カローラセダンならびにカローラツーリングは、ハッチバック同様にTNGAをベースに仕立てている。グローバルモデルとして海外でも販売されているが、国内向けは日本の道路事情に合わせて専用設計となっている。欧州仕様のワゴンと比較しても、全長はマイナス155mm、リヤオーバーハングはマイナス95mm、ホイールベースはマイナス60mmとなっており、全幅はマイナス45mmと取り回しの良さなどを追求している。カローラ

 そのほかにも、ドアミラーを専用設計とし、格納時もよりコンパクトになるよう配慮。ドアトリムも厚みを従来型よりマイナス16mmとしたことで、乗り降りのしやすさにもこだわっている。

 もちろん、TNGAによって走りも性能を向上させている。低重心化と先代よりも67%向上したねじり剛性によって、走りの基本性能は大幅に向上。また、視線変化を少なくしたり、旋回姿勢が決まりやすいリニアな荷重移動などを実現している。

 パワートレインは3タイプを用意。ハイブリッド車とガソリンエンジン車は、排気量を1.5Lから1.8Lへと変更。気持ちいい加速を味わえる。さらに、ハイブリッド車にはE-Four(電気式4WD)を設定し、滑りやすい路面でも安定した駆動力を発揮する。カローラ

 マニュアルモデルも用意され、ハッチバック同様に1.2Lターボエンジンと組み合わせる。6速となり、セダンならびにワゴン両方に設定されている。カローラ

 もちろん、安全装備も充実している。自転車や夜間の歩行者検知も可能な最新のトヨタ・セーフティセンスを標準装備。駐車場などでの低速時に、壁や車両などを検知して衝突被害の軽減に役立つインテリジェントクリアランスソナーも、一部グレードを除いて標準化した。また、後方から接近してくる車両を検知し、衝突被害を軽減するリヤクロストラフィックオートブレーキをオプション設定している。


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