これぞホンダの真骨頂! 誰にもマネできないユニークさをもったホンダ車7選 (1/2ページ)

一周回って新鮮! ホンダの技術が光るユニークなクルマを選出

 各メーカー、それぞれ個性があって、独自のクルマ作りを行なっているが、なかでもホンダはユニークなクルマが多い。スポーティなだけでなく、コンセプト自体も変わっているものが多く、飽きやすいとも言われるだけに、後継車もなくて一発屋も多かったりする。今回は、エポックメイクなホンダ車を勝手に7台選んでみた。

1)NSX

 日本初のスーパーカーで、F1ドライバーのアイルトン・セナも開発に関わったという、定番中の定番だけに、外せない。進化し続けて、タイプRにまで行き着いたのも凄い。また半永久的に面倒は見るということで、専用のセンターを設けて今でも対応している点も、まさに別格の存在だ。

2)ビート

 ABC戦争のBとなるが(A:マツダAZ-1/C:スズキ・カプチーノ)、ほかの2台と大きく異なるのはNAであること。そもそもカプチーノとAZ-1はスズキ製の同じエンジンで、ターボを採用していたのだが、NA重視のホンダはビートでもNAを採用した。F1ゆずりの技術を取り入れたり、3連スロットル化したりして、見事64馬力を達成。ミッドシップというのももちろん注目だ。

3)インテグラタイプR

 タイプR第1弾となる、初代が登場したときはかなり驚いた。手作業でポート研磨するなど、まさにチューニングカーのような内容。エンジンを回すとかなり音が大きかったが、不快なものではなく、レース車両のような雰囲気すら漂った。FFなのにグイグイ曲がる足まわりなど、ホンダの神髄を見せつけられたクルマだった。

4)オデッセイ

 それまでもミニバンというものはあったけど、1ボックスベースのものが多く、走りは二の次感はあった。そこに、アコードをベースにして登場したのが初代オデッセイだった。車高は低めでスタイリッシュだったし、走りも乗用車ライクで、ストレスもなかった。ちなみに車高が低いのは、当時の生産ラインに制約があったからで、たまたまとも言える。そもそも社内的には発売するのは大反対だったというが、もちろん大ヒット。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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