スポーツモデルは高くて若者には乗れない……は間違い! 新車200万円以下でも激熱なクルマ4選 (1/2ページ)

ウェブ上でなかなか詳細が見つからないマニアックなモデルも!

「スポーツ系のクルマは高いクルマばかり」と考える方が多いかもしれない。その傾向があるのは事実であるが、探してみると車両価格200万円以下で買える楽しいスポーツモデルというのもある。ピックアップしよう。

1)スズキ・アルトワークス(FFのMTで153万7800円)

 アルトワークスはベーシックなアルトにターボエンジンを搭載したスポーツモデルだ。アルトワークスは車重が670kgと軽いのに加え、クロスレシオとなる5速MTを組み合わせることもあり、動力性能はなかなかパンチがある。足まわりもコツコツとした硬さを感じるが、スポーツモデルと考えれば許容できる範囲でまとまりがいい。

 インテリアもレカロシートを装着するなど、走りたくなるスポーティな雰囲気で好ましい(レカロシートの高過ぎる着座位置だけが残念なところだが)。この内容で価格は150万円台前半で、軽自動車なので維持費に加えガソリン代やタイヤ代といったランニングコストも安いのだから、とくに若いクルマ好きには非常にありがたい存在だ。

2)マツダMAZDA2 15MB(165万円)

 Webサイトを見てもなかなか詳細が見つからないMAZDA2の15MBは、MBがモータースポーツベースを意味するシンプルなキャラクターを持つスポーツモデルである。そのためクルマ自体は普通といえば普通だが、その分MAZDA2の素材の良さを感じられ、ノーマルで乗ってもそれなりに楽しいクルマである。

しかし15MBの最大の魅力は165万円という価格の安さで、クルマ自体に200万円を使うと考えれば安い分をシートやマフラー、サスペンションなどのライトチューンや走りまくるためのランニングコストに回せるというマニアックな楽しさがある。それだけにジムカーナやダートラといった、それこそモータースポーツのベース車両にも面白い存在だ。


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