【外国人は悩み日本人は恐怖!】オリンピックで混乱必至の「日本独自の運転ルール」5選 (1/2ページ)

外国人ドライバーが日本独自の運転マナーに慣れるのは困難

 オリンピックイヤーとなった2020年の日本。インバウンドと呼ばれる外国人観光客の数が、目に見えて増加している。とくに、東京、大阪、京都などの都市圏や観光スポットでは、ここ数年間でインバンドが一気に増えたことを肌で感じている方も多いはずだ。

 そうした外国人観光客の移動手段は、基本的には国内航空、鉄道、バス、タクシーを使うことが多い。だが、人によって、または場所によってレンタカーやカーシェアで自ら運転する場合もある。もっとも多いのは、沖縄である。

 沖縄でも外国人観光客の運転を実際に見ても感じるのだが、日本独自の運転マナーになかなか慣れない人も多くいる。そうした、外国人ドライバーが悩む日本独自の運転マナーや、運転方法について考えてみた。

1)黄色信号はGO!?

 交差点で、日本の信号機はすべてが赤になる時間がしばらくある。その手前である黄色の状態では、日本人は交差点に滑り込むように入ってくる場合が多い。

 一方、海外では全方向の信号機が赤になる時間が短い国が多いため、日本のような運転行動を取らない。そのため、外国人ドライバーとしては黄色で停止しようとすると、後方車が急ブレーキを踏んだり、あおってきたりして、ヒヤヒヤしてしまうこともある。

2)サンキューハザードに馴染みがない

 高速道路の合流などで、道を譲ってくれた相手に対して非常点滅(ハザード)ボタンと押して行う、いわゆるサンキューハザード。海外でも、一部の国では長距離トラックが使うが、普通車では一般的ではない。

 そのため、外国人ドライバーはサンキューハザードは、相手が故障したのかと勘違いしやすい。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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