TOYO TIRESが1000馬力のスープラを支える「プロクセスR888ドリフト」を公開!【大阪オートメッセ2020】

キャラクターの異なる3種類のタイヤを披露!

 2020年2月14日(金)より16日(日)までインテックス大阪で開催中の「第24回大阪オートメッセ2020」で、TOYO TIRESは6B号館にブースを構えている。そこでは、ドリフト用タイヤ「プロクセスR888ドリフト」を装着する「トヨタGRスープラ」、オフロード用タイヤ「オープンカントリーM/T」を装着する「ジープ・グラディエーター」に加え、東京オートサロン2020では三菱ブースで展示されていた、クロスオーバーSUV向けタイヤ「オープンカントリーR/T」を装着する「三菱エクリプスクロス週末探検家仕様」という迫力満点の3台が披露されている!

 TOYO TIRESブースの中央にあるスープラは見ての通り、Team TOYO TIRES DRIFTの川畑真人選手が駆るD1GPマシン。2019年シーズンは第6戦まで3.4リッターに排気量アップされた2JZ-GTE型直6エンジンにボルグワーナー製EFR9174タービンを組み合わせて700馬力を発生していたが、第7戦からは3UZ-FE型4.3リッターV8エンジン+EFR9174タービンに換装し1000馬力をマーク。現在ではなんと1200馬力を叩き出すに至っているという! そんなハイパードリフトマシンを並外れたグリップ性能で足元から支えるのが、「プロクセスR888ドリフト」というわけだ。

 ジープ・グラディエーターは、まだ日本には正規輸入されていないものの、その中身は現行ジープ・ラングラーアンリミテッドに荷台を追加したピックアップトラック仕様だ。これを「TOYO TIRESカスタムプロジェクト」のメンバーであるショップの、S&COMPANY、TRA京都、The Check Shop、Art Factory、Toprankazが輸入しカスタマイズ。「オープンカントリーM/T」を履き、遊び心満点かつ本格的なオフロードを楽しめるクルマに仕上げている。

 エクリプスクロスは、三菱のWebコンテンツ&スマートフォンアプリ「週末探検家」を活用できるスマートフォン連携デュスプレイオーディオを搭載するほか、エアフォースサスペンションジャパン製スーパーパフォーマンスキットを装着。ワイヤレスリモコンおよびスマートフォンアプリでの車高調整を可能としている。ホワイトレターが入った「オープンカントリーR/T」はレイズ製SUV用アルミホイール「TEAM DAYTONA M9」と組み合わされ、オンロードでの静粛性や乗り心地を確保しつつ、オフローダーのタフなスタイルを得るのに一役買っている。

 サーキットから道なき道まで、どんな道を走るクルマにもマッチするタイヤがある。専用タイヤの先駆けであるTOYO TIRESの、懐の深さを感じ取れる展示内容になっていた。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

愛車
ホンダS2000(2003年式)
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