コロナが終息したらクルマで遠くへ! そんな人が憶えておくべき1日に走れる安全な距離とは (1/2ページ)

1日の総走行距離は高速道路なら500km程度が目安

 愛車に乗ってどこまでも! コロナ禍で外出自粛が続いている今だからこそ、感染拡大が収束したらロングドライブを……と、自宅でプランを練って過ごしている人もいるのでは? 「どうせなら遠くまで行ってみたい」と思ったとき、1日の移動距離は何kmぐらいまでを目安に考えればいいのだろうか。

 国土交通省がトラックなどの自動車運転者に出している通達では『1日の平均運転時間は9時間以下。連続運転時間は4時間以内、または4時間経過直後に30分以上の休憩時間を確保することにより、運転を中断する。4時間以内に運転を中断する場合の休憩時間は、少なくとも1回につき10分以上休憩をとる』というのが基準になっている。

 また、バスの運転手のワンマン運転の上限を調べると昼間が500kmまで、夜間が400kmまでという基準がある(※ただし特別な安全措置を講ずる場合は、それぞれ最長100kmプラス)。

 乗用車の場合も基本は同じ。JAFでは「1日の総走行距離の限度として、高速道路なら500km、一般道なら250kmぐらいを目安としましょう」「移動のみを目的としたドライブでなく、観光を行うことを目的としたドライブなら、1日あたりの走行距離は高速道路利用なら300km、一般道なら150kmぐらいが目安になるでしょう」と呼びかけている。

 1日500kmというと、東京から新東名高速経由で大阪まで行くと、ちょうど500km。また東京~福井も約500kmで、東北道だと埼玉県の川口インターから岩手県の矢巾PA(盛岡と花巻の間ぐらい)までが500kmとなる。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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