ギャップ萌え必至! いま女性が「アメ車」に乗るべき理由とオススメ車5台 (1/2ページ)

「デカイ・壊れる・燃費悪い」は昔の話!

 若い世代には、かつて日本にもアメリカ車の黄金期があったということが信じられない人も多いかもしれないですね。有名人がこぞってコルベットやトランザムいったマッスルカーに乗り、まるで船のように大きなキャデラックやリンカーン、ビュイックのラグジュアリーセダンが成功者の象徴だった時代もありました。

 しかし、バブル崩壊やプリウス登場といった時代の変化は、日本のアメリカ車にとって強い逆風となり、ついにはフォード、GM、クライスラーと3大アメリカ車企業のうちのひとつ、フォードが日本から撤退するという事態になってしまいました。

 ただ、そんななかでもまだまだ、アメ車人気は消えていなかったのです。ジープはなんと、日本での販売台数が過去最高を記録! 2020年のTOKYO AUTO SALONでは新型のシボレー・コルベットが発表され、たった1日で400台以上の予約注文が入るなど、いま再びアメ車がじわじわキそうな予感でいっぱいです。

 そしてそんなアメ車こそ、じつは女性に優しいクルマなんです。デカイ・壊れる・燃費悪いといったネガティブなイメージがあるかもしれませんが、それはもう大昔の話。とくに2000年代に入ってからのアメ車は、ドイツなど欧州車と比べてもまったく引けを取らない魅力があると思います。そこで今回は、女性にこそ乗ってほしい、ギャップ萌え必至なアメリカ車をご紹介します。整備など購入後のことを考慮して、10年落ちまでで買える車種から厳選しました。

1)フォード・マスタング

 まず1台目は、誕生50周年を迎えても色あせない元祖マッスルカー、フォード・マスタング。「野生馬」を意味する名前のとおり、フロントグリルに鎮座するポニーのエンブレムや、伝統の縦3本ラインのテールランプが歴史の重みを物語っていますね。マスタングと言えばV8エンジン! というイメージかもしれませんが、現在はパワーと燃費を両立した2.3リッター直4ターボの「エコブースト」も人気。

 それなら女性にも手に負えないことなく、市街地でもスムースに走れます。また、フォード撤退後もBUBU MITSUOKAで新車を販売しているので要チェックです。

2)ジープ・チェロキー

 続いて2台目は、日本で安定した人気を維持し続けているジープから、ワイルドなのに乗りやすいチェロキー。フロントマスクはジープ伝統の7スロットグリルを採用しながらも、薄型ヘッドライトでモダンな印象になっているので、ドレスアップした服装にも似合うのがいいところ。でも、いざとなれば雪道などの走破性も高く、頼れる相棒になってくれそうです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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