BMW5シリーズが後期型へモデルチェンジ! 安全装備を充実させてますます快適に

より洗練されたスタイリングに変身し安全装備も充実

 ビー・エム・ダブリューは、BMW 5シリーズの改良モデルを発表。先進の安全運転支援システムや機能を搭載、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドという3つのパワートレインを設定して発売する。

 エクステリアデザインは、BMW伝統のキドニーグリルを改良前よりもワイド化し一体化。立体的な造形となり、高級感を際立たせている。ヘッドライトは切れ長になり、特徴的なL字型LEDライトを採用。BMWの伝統である4灯タイプを継承しながら、先進的なイメージに進化している。

 リヤビューにおいても、ヘッドライト同様L字に発光するテールランプを、より立体的な造形に変更。その周囲をブラックアウトすることで、スタイリッシュな雰囲気に仕立てられた。より立体的なバンパーには、ワイドな台形エキゾーストパイプを組み合わせている。これにより、高級感と精悍なイメージを融合させたスタイリングとなった。

 インテリアは、スイッチパネルを全車ハイグロスブラックとしたことで、高級感を高めている。また、523iを除いてレザーシートを標準装備。プレミアムモデルであることを感じさせる室内空間としている。

 パワートレインは、ユーザーの多種多様なニーズに応えるため複数のパワーユニットを用意し選択肢の幅を広げるという「パワー・オブ・チョイス」という理念に基づき、ガソリンエンジン、クリーンディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドと3タイプを用意している。

 まずガソリンエンジンは、出力違いの直4エンジンが2種類が設定される523iと530i、伝統の直6エンジンを搭載する540i xDriveの3タイプ。クリーンディーゼルエンジン仕様は、環境に優しい直4ディーゼルエンジンを搭載する523d xDrive、それをベースに手ごろな価格を実現した523d xDrive Edition Joy+もラインアップされている。

 そして、プラグインハイブリッドシステムを搭載する530eは、WLTCモードで最大約54kmを電気モーターで走行することが可能。充電時間は200V普通充電にて、約4〜5時間で完了する。直4ガソリンエンジンと組み合わせ、ハイブリッド状態での燃費はWLTCモードで12.8km/Lとなる。また、エクストラブーストと名付けた新技術を採用。これにより、システム最高出力は先代モデルに比べて30kW高まった215kWに。環境性能を高めながらもスポーティな走りも味わえる仕様だ。

 そして、注目の安全装備は、高性能3眼カメラ&レーダー、そして高性能プロセッサーによる高い解析能力によって実現する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備。高速道路の渋滞時に、ドライバーがきちんと周囲の状況を把握し、すぐにハンドルを握れる状況下において、手離しでの走行が可能となるもの。長距離運転時など、疲労軽減にも貢献する機能だ。

 このほかにもアクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)など、安全装備を充実。セーフティ・サポートカーに認定されている。

 加えて話しかけるだけで車両の各機能や目的地の設定が可能になるインテリジェントパーソナルアシスタントや、最新のインフォテイメントシステムであるBMWコネクテッドドライブを標準装備。さらに、iPhoneを持っていれば車両のキーを持たずとも、ドアのロック・アンロックやエンジンの始動も可能になるBMWデジタルキーも標準装備としている。最新の5シリーズは最先端の機能とパワートレインを持ったセダンとワゴンに進化した。

 各グレードのメーカー希望小売価格(税込み)は下記の通り。


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