よりSAVらしさを際立たせた新型ミニ・クロスオーバーが登場 430万円から

よりスタイリッシュな内外装に生まれ変わった

 ビー・エム・ダブリューは、コンパクトなボディながらアクティブな走りを楽しめるSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の新型ミニ・クロスオーバーを発売した。メーカー希望小売価格(税込み)は、430万円から。

 今回の新型は、おもにエクステリアデザインを中心に進化。前後のバンパーデザインを刷新し、サイドのエアインテークを大きく直立させることで存在感を強調させている。これにより、さらにダイナミックな印象を与えた。

 LEDヘッドライトは従来の丸型から角型へ変更したことで、より力強いフロントマスクに生まれ変わった。LEDテールランプは、他のモデルと同様にユニオンジャックをモチーフにしたデザインを採用。ミニが英国生まれであることを際立たせている。

 ボディカラーはSAVらしいセージグリーンメタリック、クールな印象のホワイトシルバーメタリック、都会をイメージしたムーンウォークグレーメタリックの3色を新たに追加した。

 また、オプション設定となっている「ミニ・オール4エクステリア」を装備すると、前後バンパーにアルミ・マット調加飾がプラスされる。さらに、車両前後に同色のアンダーガード施され、よりSAVらしいダイナミックなスタイリングを演出可能だ。

 もうひとつのパッケージオプションである「ピアノブラックエクステリア」をチョイスすると、ヘッドライトやフロントグリルまわり、ドアハンドルやリヤゲートに備わるクロスオーバーのエンブレムなどがピアノブラックで統一される。上質な雰囲気を求める人にはオススメである。

 インテリアは、視認性に優れ、さまざまな情報も表示可能となるマルチディスプレイメーターパネルを採用。インテリアの雰囲気が一新されている点に注目だ。また、従来のタッチ操作に加えて操作ボタンをフラットにしたことでシンプルかつモダンなデザインへ変更されている。

 個性的な雰囲気に仕立てられるオプション装備「ミニ・ユアーズインテリア・スタイル」に、繊細なライトニングが上質な車内空間を演出するシェーデッドシルバーイルミネーテッドが新たに追加されている。

 パワートレインは、高効率ガソリンエンジン、クリーンディーゼルエンジン、モーター走行も可能なプラグインハイブリッドの3種類を用意。クリーンディーゼルは、グレードによって最高出力150馬力/350N・mと190馬力/400N・mの2タイプをラインアップする。

 高効率ガソリンエンジンは、高性能モデル「ジョン・クーパー・ワークス」として、最高出力306馬力/450N・mのハイパワーユニットが搭載される。SAVながら、0-100km/h加速は5.1秒を達成している。

 プラグインハイブリッドは、直4ガソリンエンジンと組み合わせ、ハイブリッド燃料消費率は14.8km/L。200V普通充電によって約3.5時間で満充電となり、電気のみでは約53kmが走行可能だ。

 もちろん、最新の運転支援システムも装備する。ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロールのほか、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ、LEDフロントフォグランプを標準装備としている。そのほか、車載通信モジュールによって、SOSコールをはじめさまざまなサービスや情報提供が受けられるミニ・コネクテッドも標準装備する。

各モデルのメーカー希望小売価格(税込み)は下記の通り。
MINI Cooper D Crossover 430万円
MINI Cooper D Crossover ALL4 454万円
MINI Cooper SD Crossover ALL4 510万円
MINI Cooper S E Crossover ALL4 510万円
MINI John Cooper Works Crossover ALL4 609万円


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