空前の「お尻ブーム」はクルマにも波及! 思わず追尾したくなるいまどきの美尻カー5選 (1/2ページ)

強烈な個性を醸し出す印象的なリヤデザインも存在!

 どうやら2020年は、空前のお尻ブームに突入したようです。美意識の高い女性たちは胸よりお尻に注目し、こぞって美尻トレーニングを始めているんだそう。美尻専門のサロンまであるというんだから、すごいですよね。

 じつはクルマも、ヘッドライトだけでなくテールランプにもLEDが使われるようになって、一気にデザイン性がアップ。どんどん美尻度も高まっているんです。女性が理想とするのは、程よくボリューミーで丸みのあるプリッとしたお尻だそうですが、クルマのお尻はいろんな美しさがあって見応えがあるんですよね。今回はそんな、思わず追尾したくなるような美尻カーをご紹介したいと思います。

1)日産フェアレディZ

 まずは国産スポーツカー代表の美尻といえば、日産フェレディZでしょう。すでに次期型のプロトタイプが公開されて話題となりましたが、現行モデルもなかなかなんです。ボディの量感を意識して筋肉質なスタイルを追求し、ほかにはないテールランプのブーメラン形が、強烈な個性で目を惹きます。

 日本だけでなく、世界中のデザイナーが描いた何枚ものスケッチから、フェアレディZ誕生当時からの基本コンセプトを指す「Z-Ness」と、新たに有機的な色気を与えたという「Newness」をコンセプトにデザインされたと言います。このブーメラン形は、その後の日産車のデザインモチーフとして受け継がれたことからも、Zの美尻度がわかりますね。

2)レクサスLC

 もう1台、国産ラグジュアリークーペの美尻代表として挙げたいのは、レクサスLCです。グラマラスで、複雑な造形が絶妙にバランスしていて、とても印象的なリヤビューですね。じつはこのLCの美尻が実現したのは、かなりミラクルが重なったおかげなんだとか。

 通常ではゴーサインが出ないようなデザイン案だったにもかかわらず、たまたまプラットフォームのリニューアル時期と重なったために、デザインのために必要な案件をあらかじめ新型プラットフォームに盛り込むことが可能だったというのです。そんな「奇跡のデザイン、奇跡の美尻」がLCなんですね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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