クルマをぶつけて修理に持ち込むならどこが正解? 4つの修理場所のメリット・デメリットを紹介 (1/2ページ)

それぞれにメリット・デメリットがある!

 あんまり考えたくはないのだが、クルマをぶつけたり傷つけたりした場合、どこに修理を依頼すればいいのか。選択肢は、およそ4パターンある。

1.ディーラー

2.大手カー用品店

3.鈑金修理専門工場

4.クイック鈑金

 それぞれ一長一短あるので、その特徴をみてみよう。

1)ディーラー

 まずはディーラー。もっとも身近で頼みやすいところ。仕上がりも満足できるだろうし、代車も用意してもらえる。保険の交渉なども手慣れている。その代わり、費用は基本的に高め。ディーラーの場合、店舗内に鈑金塗装設備があるわけではないので、下請けの専門業者に依頼するのが普通。当然、仲介手数料が加算されるので費用は割高に。

 またきちんと整備保証がつく分、独自の修理基準があり、それをクリアするため、工程やパーツ数が増える場合もある。見積もりも有料である場合が多い(修理を依頼した場合は、見積もりはサービス)。自動車保険(車両保険)を使って修理するような場合はおすすめできる。

2)大手カー用品店

 大手カー用品店も最近は修理に力を入れているところが多い。ディーラーよりは費用は安価で、見積もりも無料というケースが大半。予算に合わせて、2~3段階ぐらいの修理メニューを提案してもらえることもある。もっとも全国チェーンではあっても、費用や技術力にはばらつきがある。代車も期待できないが、修理に要する時間は比較的短い。ベテランスタッフが少ないというのも不安要素。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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