中古車高騰の流れは「スポーツカー以外」にも波及! 価格上昇の予兆がある「意外なクルマ」3選 (1/2ページ)

25年ルール適合車はこれからさらに価値が高くなりそうだ

 ここのところ驚くべきスピードで価格が上昇している1990年代のスポーツモデル。底値の時代では100万円以下で狙える個体も少なくなかった日産R32型スカイラインGT-Rも、もはやどんなに安くても当時の新車価格を下回らない状況となっている。

 それ以外の90年代スポーツモデルもGT-Rほどではないにせよ、どれも高騰が続いており、新車価格を超えるプライスタグのものも少なくない。

 この状況のひとつの要因がいわゆる25年ルールによって生産から25年以上が経過した日本車がアメリカで比較的簡単に登録できるようになったからということが言えるが、今後スポーツモデル以外もこの影響を受ける車種はあるのだろうか?

1)日産パイクカー

 80年代~90年代前半にかけて日産がリリースしたパイクカーシリーズのBe-1、パオ、フィガロの3車種。どれもベースは初代マーチであるが、どれもベース車を感じさせない内外装が魅力で日本国内にもファンが多いモデルだ。

 これらのパイクカーもすでに25年ルールの適合車となっており、すでに少なくない台数が海を渡っている。もともと日本国内でも希少さもあって高値安定だったが、より高騰する可能性も高そうだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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