一歩上ゆく「オトナ」のSUVが誕生！キックスAUTECHの上質極まる世界に心酔

AUTECHブルーの車体色にSUVらしさもプラス

　これまで手掛けてきたファクトリーカスタムから蓄積してきたクラフツマンシップを注入した、デザインはもちろん、走り、品質、機能までプレミアムを追求するプレミアムスポーティ「AUTECH」のファミリーに、キックスが加わった。

　キックスと言えば、このクラス唯一のe-POWER、モーター駆動の“電気で走る”クロスオーバーSUV。アクティブな走り、ライフスタイルを予感させるデザインはもちろん、その電動車としての走行性能にも注目が集まっている。

　そんなキックスのアグレッシブなイメージを、一気にプレミアムかつハイエンドなものに進化させているのが、このキックスAUTECHだ。誤解のないようにまず説明すると、キックスAUTECHはただの純正ドレスアップカーではない。AUTECHでは初となる、SUVのトレンドであるダークメタリックペイントで仕上げられた専用17インチアルミホイールなどは工場でのライン装着。プロテクターの装備によって全長まで標準車とは異なる、れっきとした日産純正のプレミアムなコンプリートカーなのである（ベース車は2WDのXグレード）。

　さっそく、エクステリアから見ていこう。まずAUTECHらしさを伝えてくれるのが、オーテックジャパン発祥の湘南・茅ヶ崎の海と空の色をモチーフとしたAUTECHブルー×ブラックルーフの2トーンボディカラーだ。これはキックスAUTECH専用色であり、標準車にないAUTECHだけの2トーンカラーとなる。

　高品質感と力強さあるエクステリアの主要専用装備としては、ダーククロームのグリルフィニッシャー、AUTECHの特徴とも言えるドット調のフォグランプフィニッシャー＆ひと目でAUTECHとわかるブルーLEDの専用シグネチャーランプ。さらに、AUTECHのこだわりを見せるのが、フロント、サイド、リヤに配置されるメタル調フィニッシュのプロテクターだ。

　じつはこのシルバーの塗装、極めて特別なもので、光の反射、それによる見え方まで計算されたものなのである。リヤは大型で、リヤバンパーからせり出しているデザインのため、全長がほんの少しとはいえ伸びていて、リヤエンドの特別感、高級感をもたらしているのだ。もちろん、AUTECHブルーが爽やかで美しいAUTECHエンブレムも前後に装着される。