ハッキリいって大迷惑! パラ&オリンピック開催期間の「首都高値上げ」は庶民を苦しめる愚策 (1/2ページ)

この記事をまとめると

◼︎オリンピックとパラリンピック期間中は首都高の料金が千円上乗せ

◼︎ETCがないクルマは値上げの適用範囲が広い

◼︎商用車は対象外となるケースがある

開催期間中の首都高速料金は千円上乗せとなる!

 新聞などのアンケートでは、国民の6割以上が中止や延期を求めている東京オリンピック。

 予定どおり行なわれるとすれば、7月23日に開会式を迎えることになっているが、オリンピックが実施されるとすると、その間、首都高速の昼間の料金がドーンと値上げするのはご存じだろうか?

 首都高ドライバーズサイト(HP)には、次のように書かれている。

『東京都及び(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会がとりまとめた「東京2020大会における首都高速道路の料金施策に関する方針」に基づき、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会期間中は、夜間(0時~4時)に首都高速道路を利用する交通の料金を5割引し、昼間(6時~22時)に首都高速道路の都内区間を利用するマイカー等へ料金上乗せ(1000円)を実施いたします』

 この値上げの理由は、「期間中の交通渋滞対策」ということになっているが、いくら何でも1000円値上げというのは酷すぎる!(首都高のETCの普通車の基本料金は、300円~1320円)

 適用期間は、オリンピックが7月19日~8月9日、パラリンピックが8月24日~9月5日とけっこう長い。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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