市販前提と期待したが裏切られた……「出る出る」とウワサされるも「煙のように消えた」コンセプトモデル3選 (1/2ページ)

魅力的なパッケージだけに次期型が期待されたモデルも!

 我々が一喜一憂する新型車情報。なかには実際に登場するモデルをすっぱ抜いたものもあれば、願望だけでウワサがひとり歩きしてしまったものまで、その情報の精度は幅広い。

 そこで今回は、出る出ると言われながら結局現段階ではまったく登場していない、いわゆる出る出る詐欺だったクルマをピックアップしてみよう。

1)日産新型シルビア

 2002年に7代目となるS15型が終売となってからも、いまだにドリフトを中心としたモータースポーツなどで一線級の活躍を見せているシルビア。コンパクトなボディにチューニングのノウハウが生きるエンジンを搭載したFRモデルという、現在には存在しないパッケージが評価されている。

 一時期は安価で購入できるFRスポーツという評価だったシルビアも、生産終了から20年近くが経過した今、もはや手ごろな価格とは口が裂けても言えない状態となっており、後継車種のウワサは絶えることがない。

 実際、2013年の東京モーターショーでは、IDxと名付けられた2台のコンセプトカーが展示され、これこそ次世代シルビアだと色めき立ったのだが、結局その後は続報もなくそのままフェードアウトしてしまった。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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