マニアックな車種の宝庫! 「マイアミバイス」がクルマ好きの心に刺さりまくりだった (1/2ページ)

ケーブルテレビで視聴が可能

 筆者がケーブルテレビで視聴している、“AXN”チャンネルで(月~金曜日)夕方5時より“MIAMI VICE(マイアミバイス)”の放映が始まった(7月19日からスタートでなんと毎日2話放映)。マイアミバイスはそもそも、80年代にアメリカNBC制作による、当時では最高にお洒落な刑事ドラマとしてアメリカで大ヒットしたあと、1986年よりテレビ東京系列で日本でも放映されていた(火曜午後9時)。当時大学生だった筆者は、たまたま乗った路線バス車内にいた、数人の女子高生が「マイアミバイスって、すごくお洒落で格好いいんでしょ」という話を聞いて、その存在を知り、見るようになり、すっかりはまった。そしてシーズン3までDVD BOXも持っている(全部そろえていないのは恥ずかしい)。

 ストーリーは、現マイアミデイド警察(当時はメトロ・デイド警察)の潜入捜査官(おもに麻薬取引)となるソニー・クロケット(ドン ジョンソン 以下ソニー)&リカルド・ダブス(フィリップ マイケル トーマス 以下ダブス)刑事をメインに、その仲間の刑事とともに活躍する刑事ドラマである。

 製作総指揮のひとりが、マイケル・マン。麻薬取引などのシーンが多いので、夜間の設定が多かったのだが、夜間でもきちっとキャストや風景がきれいに映し出されていたのが印象的であった。マイケル マンの作品ではそのほか、両方とも映画となるが、ロサンゼルスを舞台に、ロサンゼルス市中心部での規模の大きい銃撃戦の撮影が許可された最後の作品ともいわれる、ロバート デニーロとアル パチーノのW主演となる“ヒート(1995年)”、そしてトム クルーズが白髪混じりの暗殺者として主役となっていた、こちらもロサンゼルスを舞台にした“コラテラル(2004年)”が筆者は大好きである。

 両映画とも夜間シーンが多いのだが、とても鮮明に夜間シーンが撮影されており、とくにヒートでは夜間のロサンゼルス市近郊のフリーウェイでの、インフィニティ Jシリーズ(日本名レパードJフェリー)とキャデラックセビル STSでのカーチェイスは筆者が勝手に名シーンだと思うぐらい大好きである(Jフェリーの覆パトに乗ったアルパチーノが、前方を走るキャデラックの真後ろにつけ、パトランプを光らせて停車させ、アルパチーノがキャデラックに近づくとき、キャデラックのウインカーが赤く減光を繰り返す[日本のウインカーのような点滅ではない]ウインカーはとくに最高)。とにかく大好きなロサンゼルスがとてもきれいに撮影されているのである。

※写真はレパードJフェリーのイメージ


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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