日本の国民車「カローラ」マニアのライターが心惹かれるのは世界の国民車「VWゴルフ」だった! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■筆者は歴代のカローラセダンを乗り継ぐカローラマニアのジャーナリスト

■そんな筆者が心惹かれた他のクルマはVWゴルフ

■その理由について述べている

最初に欲しいと思ったクルマはゴルフ1だった

 先日新型フォルクスワーゲン・ゴルフ ヴァリアントを試乗する機会があった。同時に先行して日本市場でもデビューしていたハッチバックも試乗することができた。筆者の経験では、カーゴスペースの拡大により、ステーションワゴンとなると、ベースのセダンやハッチバックに比べ、運転しているとリヤの重量感が目立ってくるのだが、今回ハッチバックと乗り比べると、ヴァリアントはハッチバックより目立った重量感が伝わってこないことに驚かされた。空荷で、ドライバーひとりしか乗車していないということもあったのか、1リッターエンジンでも非力イメージを感じることなくスイスイと峠道を上っていった。

 デジタル計器盤は先代ゴルフでも採用されていたが、さらに電子式シフトレバーも採用され、“国民車”という社名かイメージするよりも上質ムードに溢れていた。基本はディスプレイをタッチしたり、画面をスライドさせて空調などは操作するのだろうが、スイッチ類のヒューマンインターフェースがいまひとつというのが唯一気になった。

 筆者は長い間カローラセダンを乗り継いでいるのだが、運転免許を取得して最初に欲しいと思ったのは、“ゴルフ1(初代)”であった。

 まだ東京ドームではなく後楽園球場だったころ、その後楽園球場で“輸入中古車フェア”が開催されていた。当時大学生だった筆者は、講義が休講となって時間も出来たので、時間つぶしも兼ねてその中古車フェアの会場を訪れた。そしてそこで一目ぼれとなったのがゴルフ1であった。展示されていたのは1981年にリヤコンビランプが大型化され“ビッグテール”とも呼ばれたモデルで、ボディカラーは“モナコブルー”の3ドアであった。メタリック系ではなくソリッドカラーなのだが、いかにも欧州的でとても感じの良いボディカラーであった。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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