多くのクルマの「純正フォグランプ」が暗い問題! 勘違い多数の「そもそもの役目」と明るくする方法 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■純正LEDフォグランプの明るさが十分でないと感じている人が多い

■フォグランプはあくまでヘッドライトが照らしづらいところを補助するもの

■フォグランプを明るさを増したい場合はいくつか方法がある

フォグランプは車体に近いところを左右に広く照らす

 最近、純正でLEDのフォグランプを採用しているクルマが増えてきている。ところがこの純正LEDフォグランプが思ったより明るくない、あるいは暗いと感じている人が多いようだ。

 国産車の場合、純正LEDフォグランプにもけっこう品質のいいLEDを採用しているので、性能的には悪いものではないはずなのだが、明るさに物足りなくなる理由はどこにあるのか?

 ひとつには、フォグランプの役割への理解不足があるのかもしれない。

 ホンダのホームページに「ライト類の使い方を知ろう」として、次のように書かれている。

● フォグライトって何?

『フォグライトとは、前部霧灯と呼ばれるもので、霧が出た時に使用することを前提としたライトのことです。
霧などの微小な浮遊水滴を反射しないようにするため、焦点を定めずに照らすようになっているものです』

● フォグライトはいつ点けるの?

『フォグライトは、基本的に霧など悪天候で前方や路肩が見えづらい時に点灯します。 フォグライトは遠くを照らすのではなく、クルマに近いところを左右に広く照らす特性をもっています』

 ここに書かれているように、フォグランプはあくまでヘッドライトが照らしづらいところを補助するライトで、遠くを照らすものではなく、車体に近いところを左右に広く照らすように作られている。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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