他社の二番煎じゃない機械の副操縦士! マツダの新技術「コ・パイロット」が安心と気遣いの塊だった (1/2ページ)

この記事をまとめると

マツダがクルマの緊急停止機能「コ・パイロット」を2022年、2025年に導入する

■コ・パイロットでは運転者の異常を検知してその状態が続くとクルマを減速して停止させる

■2025年導入の2.5では車線変更や非常停止に適した場所への停止などが行われる

マツダが2022年に搭載するクルマの緊急停止機能

 マツダは、コ・パイロットと名付けたドライバー状態検知技術を使うクルマの緊急停止機能を、来2022年に第1段階の1.0として、また2025年には第2段階の2.0として導入すると発表した。

 コ・パイロットとは、航空機の副操縦士のように、運転者とともに走行状況を監視しながら、運転者に体調不良などが生じて運転の続行が不可能な事態になったとき、クルマを自動停止させ、緊急通報を行う機能だ。

 来年導入予定の1.0は、マツダの運転支援機能であるi・ACTIVESENCE(アイ・アクティブセンス)の検知機能などを活用しての導入だ。

 作動は、運転姿勢の崩れや目をつぶった居眠りなどを検知すると、まず運転者に異常を知らせ、正常な運転の続行を促す。それでも運転者の操作が戻らなければ、減速し、停止させる。その際、一般道では同じ車線内で停止し、高速道路では路肩へ退避することもある。停車したら、自動緊急通報を行う。

 減速して停車する際にはホーンを鳴らし、ハザードランプを点灯し、ブレーキランプを点滅させる。


御堀直嗣 MIHORI NAOTSUGU

フリーランスライター/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
日産サクラ
趣味
乗馬、読書
好きな有名人
池波正太郎、山本周五郎、柳家小三治

新着情報