「真田幸村」は何しにハイエースに! ぶっとびすぎな「和カスタム」を一刀両断 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■和のテイストでまとめられたMDN MADONNAのハイエース

■ラゲッジには真田幸村の甲冑が鎮座

■刀風のシフトノブや和紙の障子など衝撃の中身

妖艶な和の空間の魔力!

 インテックス大阪で2月1日から開催されている「大阪オートメッセ2022」でひときわ異彩を放つ、「武将系」カスタマイズされた珠玉の一台ご紹介しよう。

「真田の赤備え」が鎮座するぶっ飛び和空間

 まずは目を引くのが高々と聳え立つ鹿の角に朱色の甲冑! 戦国武将好きにはお馴染みの真田幸村が大阪夏の陣・冬の陣で率いた軍が着用した「赤備え」と言われる装束です。真田隊の武勲と相まって「赤備え」は武勇の誉として語り継がれる由緒ある甲冑の一種です。

 この「赤備え」が鎮座したハイエースは現行の4型スーパーGLがベース。内外装、パワートレインなど細部にまで手を加えられ「侍(SAMURAI)」のネームも伊達ではありません。

本物の和紙を使った障子も!

 落ち着いた朱色と漆塗りのような光沢感のある黒で構成された室内には、畳風のベットキットや障子が配置されていて何とも言えない「和」の温もりが感じられます。障子には本物の「和紙」が使われていて、ちょっとみただけでも上質だなと感じる桟や組子には節目のない端正なヒノキが使われています。なるほど、武家屋敷のイメージでしょうか。

 後席には真田幸村のありがたい格言が刺繍されてます。「珠玉の言葉」なるもので「報酬の多寡だけで決めるな」とか「物事を損得で考えてはいけない」とか僕には何とも耳の痛い言葉ですね、はい。

 戦国テイストといっても、ナウな装備もしっかりと取り入れているところが個人的にはめちゃナイス。天井には大型モニターをはじめイルミネーションはブラックホールを採用、オーディオ関連も抜かりはありません。

 前席はレカロのバケットを「赤備え」に合わせて張り替え。助手席には遊び心を感じる陣羽織がディスプレイされています。そうそう、AピラーにはベースNAなになぜかブースト計が装備っされているのですがこちらは後ほど迫っていきますね。


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