運転中のくしゃみで事故る例も! クルマの花粉対策は「持ち込まない」「外に出す」が基本 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマの中には花粉が入り込みやすい

■なるべく車内に持ち込まないためにはエアコンの使い方が重要だ

■エアコンフィルターも定期的に点検したい

対策としてはエアコンの使い方が重要

 年によって花粉の飛散量は変わるとは言え、花粉症に悩まされる人間にとっては大同小異、つらいことに変わりはない。できるだけ花粉は浴びたくないし、クルマに乗っている際もできるだけ快適でいたい。花粉症の方ならわかると思うが、クルマというのは走る密室なわけで、花粉は入り込みやすいし、一旦入ってしまった花粉はあちこちに堆積してしまったりする。クルマは閉め切ってあるからラクだよね、なんて非花粉症者からは言われるが、まったくもってそんなことはない。とはいえ、対策をするとしないとでは大違いなので、やれることを考えてみよう。

 まずは車内に花粉をいかに持ち込まないかだ。クルマ以外でも言えるが、着るものが大切。セーターやシャツなどは生地の目に花粉が入り込みやすいので避け、ツルツルとしたアウトドア系のナイロン地のアウターであればかなり防御できる。もちろん乗り込むときには、全身を払って花粉を落としてやる。

 そのうえで、クルマではエアコンがかなり重要というか、エアコン頼みの部分が大きい。外気導入か内気循環かは迷うところで、以前は外からの侵入を防ぐためには内気循環がベストとされていた。しかし、最近のクルマはどちらでもいい。理由はエアコンフィルターが高性能になっているから。純正でも高機能タイプで、花粉やPM2.5に対応したフィルターが付いていることがあるし、純正では対応していなくても、社外品で高い除去力を持つものがあるので、それを選ぶといい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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