なぜそのクルマが「かわい〜!」なの!? 女子のハートを鷲づかみにするクルマの意外なポイント5選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■女性がクルマを評価するポイントは高級さや新しさとは限らない

■クルマ全体ではなく何か1つのポイントに目を奪われているケースも多い

■この記事では女子ウケするクルマの特徴を5つ挙げて紹介する

何か1つのポイントに目を奪われているケースも多い

 なんの関係もない人から見ると「なにこのボロ車……」と思われるようなクルマでも、よくよく見たら助手席にめっちゃ可愛い彼女が乗っていた! とか、停めてあると必ず女子が「かわい〜」と寄っていく! なんて、ちょっと意味がわからないクルマってありますよね。とくに車種が珍しいわけでもなく、お金がかかっているわけでもなさそうなのに、なぜ女子にウケるのか不思議に思うかもしれません。でもそこが女ゴコロの難しいところで、そうした女子たちの目には、クルマ全体の姿は映っていないのです。ある1つのポイントに目が釘付けになり、「かわい〜」とキュンキュンしてしまうことって、女子にはよくあること。今回はそんな、クルマ自体にはまったく関係なく女子ウケするポイントをご紹介したいと思います。

 まずは今、若い世代の女子にもっともウケているのが「丸目」のヘッドライトなんです。思い浮かべてみてください、ここ何年かでヒットしているクルマを……。ハスラー、ムーヴキャンバス、ジムニーにラパン。これらみんな、丸目のヘッドライトなんですよね。輸入車でも、MINIやフィアット500など、女子人気が高いクルマは丸目が多いと思いませんか。日本人はとくに、「目」でアイコンタクトをしながらコミュニケーションを取る人が多いと言われていることもあって、人や動物の目を連想させる丸目のヘッドライトに対して、安心感や親しみを覚えることが多いのかもしれないですね。

 2つ目は、これも丸目に通じるところがあるかもしれませんが、「ちょっとレトロ」を感じさせるデザイン。これも女子ウケする条件です。ムーヴキャンバスはまさにこれで、四角いのにどこか丸っこさを感じさせるボディラインといい、昔のワーゲンバスを思わせるようなツートーンカラーといい、ホワイトのホイールなんかもレトロ感あふれるポイント。

 インテリアにもアイボリーを多めに使って、50年代のアメリカ家電みたいなオシャレ感を演出しています。今の20代女子がユーノス・ロードスターを見ると悶絶しながら「かわい〜」と大喜びするのですが、これもレトロ感の恩恵。パカッと開くリトラクタブルヘッドライトなんて、それだけでナンパできそうなウケアイテムです。どれだけオンボロでも、パワーなんかなくても関係ないんですよね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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