めちゃめちゃお金掛けたのに付けてないクルマと一緒って……装着しても査定にプラスされづらいオプション6選

この記事をまとめると

■オプションで取り付けてもあまりプラスにならないパーツを紹介

■基本的にマイナスにはならないが、壊れていたり傷があるとマイナスになる場合も

■アフターパーツはマイナスになるケースが多いので、純正パーツも残すのが賢明だ

お金をかけてもなんでもプラスになるとは限らない!

 クルマを下取りに出すときに、あるとプラスの査定になるオプションと、そうでもないオプション、マイナスになるオプションの3つがある。メーカー純正オプションやディーラーオプションは、基本的にプラス査定になることが多いが、モノによってはプラスにカウントされないオプションも。

 そうした思ったよりプラスにならないオプションパーツをまとめてみよう。

古いカーナビ

 スマホの地図アプリが普及しても、カーナビはプラス査定になるのが基本。とくにメーカー純正カーナビやディーラーオプションのカーナビは、初回車検=3年前後だと3~4万円のプラスになることも。一方で、カーナビは古くなると価値が下がるので、おおよそ6年以上経過しているカーナビは、ほとんどプラス査定が期待できない……。

 ちなみにカーナビは取扱説明書の有無が重要で、取説がないと3000円ほどマイナス査定になってしまう場合も。

エアロパーツ

 エアロパーツは好みがわかれるモノなので、積極的にプラスにはなりづらい。純正オプションでも傷がついていたりすると、むしろマイナス査定になることもある。

内装のイルミネーション

 センターコンソールイルミネーションやフットライト、サイドステップガーニッシュなどのイルミネーションもSUVなどではの人気オプションだが、これも人によって好き嫌いがあるので、プラス査定になるとは限らない。

応急スペアタイヤ

 最近のクルマはパンク修理キットが標準で、スペアタイヤはオプションというクルマも多いが、わざわざオプションのスペアタイヤを購入し、それが未使用であったとしても、残念ながらあまり査定には影響することはない。

リヤフォグランプ

 リヤフォグランプは出番の少ないオプションで、むしろドライバーが気づかないうちにスイッチが入り、後続車に迷惑をかけているケースも……。最初からついているクルマもある一方で、新車購入時にオプションで装着する車種の場合は2万円前後かかる。しかし、下取りにはほとんど反映されないと思っていい。

ゴールドのエンブレム・モール

 ホンダのゴールドエンブレムを除き、ここ10年ほど見かける機会が激減してきた金色エンブレムや車名ロゴ。トヨタや日産ではすでにオプションのリストからなくなっているぐらいなので、人気はかなり下火だと考えられる。当然、金色エンブレムがついているからといって、査定でプラスになるケースは少ない。

 そのほか、純正オプションのタイヤサイズ(ホイール)を履いていたとしても、思ったほど査定のプラスにはつながらない(もちろんマイナスにはならない)。また社外品のパーツはマイナス査定になる傾向があるので、下取りのことを考えると純正パーツを保管しておいて、社外品は純正パーツに戻して下取りに出し、取り外した社外品のパーツは単品で、ネットオークションなどで販売するのがお得だ。

 純正、社外品を問わず、派手なオプションは、低評価の査定になりやすいので、そうしたことも覚えておこう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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