メッシュにスポークにディッシュタイプ! ホイール「見た目」はクルマの走りに影響するのか? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■アルミホイールにはさまざまなデザインがある

■ホイールのデザインは走りにどのような影響を与えるのかを考察した

■性能に大きく関係してくるのはスポークの数や太さ

ホイールをカスタムする際はスポークにも注目

 クルマ好きの流儀として、その昔はクルマを買ったら、純正ホイールはアフター品へと即交換だった。スチールが主流だったり、デザインが今ひとつというのが理由だったが、最近は純正でも凝ったデザインだし、そもそもアルミホイールがベーシックグレードでも標準で装着されている時代になった。いずれにしても、ホイールというのは見た目上、重要なポイントであるということに変わりはない。

 アルミホイールにはさまざまなデザインがあって、車体のシルエットに合わせて選ぶことが基本だったり、時代によってメッシュやディッシュ、スポークなど、流行がいくつもあった。見た目優先であったりするのだが、デザインは走行性能に関係するのだろうか?

 アルミやマグネシウムなどの素材、鋳造や鍛造といった製法による性能の違いはあって、これらは剛性や強度、重量にも関係する。ちなみに鋳造はデザインの自由度は高いが、鍛造は限られてしまうので、ここでまず性能とデザインは関係してくる。

 デザインで性能に大きく関係してくるのはスポークの数や太さだ。多かったり、太いと剛性や強度は高まり、シャープなイメージは出しにくいが、メッシュなどのように重厚な印象が強まる。逆に6本や8本スポークで細身となると、軽量だったりスポーティなイメージが強くなるし、実際に軽くできる。ただ、うまくデザインや設計をしないと、強度が足りなくて、割れたりするので注意が必要だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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