誕生から12年目を迎えたご長寿モデルのシートが進化! 日産エルグランドが一部改良を実施

この記事をまとめると

■誕生から12年目となるエルグランドが一部改良された

■抗菌仕様のシートを全車に標準装備している

■オーテック車や福祉車両にも同様の変更が入った

エルグランドに再びテコ入れを実施!

 日産のフラッグシップミニバンとして長年愛されているエルグランドは、今年の8月で現行モデルの登場からなんと12年目を迎える文字通りのご長寿モデルだ。しかし、インテリジェントエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなどの先進安全技術はしっかり搭載されているので、走りの面では熟成され、装備面も相応に最新化されているなど、着実に進化を重ねてきたモデルだ。

 今回、そんなエルグランドに改良の手が加わった。前回の改良は2020年10月に行われているので2年ぶりのテコ入れということになる。

 今回の改良は「一部仕様向上」といったプランとなっており、内容は抗菌仕様シートを全車標準装備とした点。ただ「抗菌」を謳っているわけではなく、抗菌効果が実証された素材を導入しており、表面に付着した菌の繁殖を抑制することが可能。

 大人数で乗ることが多いミニバンはどうしても「密」になりがち。だからこそ、こういった抗菌仕様の車内になったことは喜ばしいことだ。

 また、クラフトマンシップ溢れるクルマ作りに定評のあるオーテックが手掛ける「エルグランド」のカスタムカー「AUTECH」、福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、エグゼクティブ向けの特別仕様車「VIP」も同様の素材を使用したシートが導入される。

 コロナウイルスはもちろんだが、冬に大流行するインフルエンザやノロウイルスなども消滅したわけではない。ウイルス対策がされているミニバンということで、新しいミニバンを検討中のユーザーは、熟成されたエルグランドを選んでみるのもアリかもしれない。


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