ケタ違いの快適っぷりに家族の笑顔が止まらない! 年末年始にどうせ借りるなら選ぶべき「超使えるACC」付きのファミリーカー5選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■年末年始の帰省で使うのにオススメなレンタカーを紹介

■ACCやオートブレーキホールドは渋滞時に非常に頼もしい装備となる

■一部車種では先進安全装備を全車標準搭載としているので車種を指定するのがオススメだ

レンタカーとして積極的に選びたい車種はこれだ!

 今年の年末年始に帰省、ドライブ旅行のためにレンタカーを借りる人も多いはずだ。ポイントは、レンタカー需要がピークを迎える時期でもあるので、いち早く予約をすること……だけではない。

 年末年始の高速道路、観光地へのアクセス路は大渋滞がつきもの。そこで注目すべきは、ロングドライブ、高速走行、渋滞での運転を劇的に楽にしてくれるACC(アダプティブクルーズコントロール)と、オートブレーキホールド機能だ。ACCは一定速度を維持してくれるだけでなく、前車に追従、自動減速。渋滞時にはブレーキを踏み続けなくていい停止保持機能(停止保持時間は車種によって異なる)が付いている最新のACCもある。つまり、高速走行ではペダル操作が不要になり、ストレス最小限の運転が可能になるのだ。

 ただし、一言でACCと言っても機能はさまざま。ちょっと前のACCには、約30km/h以上でしか作動しない前時代的ACCもあったし、設定上限速度が約115km/hで、新東名や東北道の一部区間120km/h制限に引き上げられた高速道路では使いにくかったりするACCもあるのだ。で、最新のACCは「全車速追従機能」があり、0km/hからOK。上限設定速度も135km/hなどさまざまで、現実的な高速走行に”使える”ACCとなるのである。

 一方、オートブレーキホールド機能は、一般道での渋滞時、一時停止時にブレーキから足を放しても、ブレーキ機能を維持してくれる先進機能。年末年始にありがちな一般道大渋滞時にこれほど楽な機能はほかにない、と言えるほどである。

 よって、レンタカーを予約する際、料金より快適度を優先するのであれば、高機能ACC、オートブレーキホールド機能がついたレンタカーを選ぶといい。

 たとえばトヨタの比較的コンパクトで料金もそこそこ、雪道などの悪路にも強いヤリスクロスを例に挙げると、ポイントは全グレードに比較的新しいトヨタセーフティセンス=先進運転支援機能が標準装備され、もちろん全車速追従機能付きACC(トヨタではレーダークルーズコントロールと呼ぶ)は、レーントレーシングアシストオートマチックハイビームなどとともに標準装備。つまり、レンタカーに採用されやすいベースグレード、廉価グレードでもACCの恩恵が受けられるというわけだ。グレードによりオートブレーキホールド機能も付くから、そのあたりは予約時に確認したい。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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