日産が未来の日本を担う子どもたちのために童話と絵本を届ける! 第38回「日産 童話と絵本のグランプリ」大賞受賞作品を出版

この記事をまとめると

日産は社会貢献活動の一環として「日産 童話と絵本のグランプリ」に協賛している

■これまでに公立図書館や幼稚園、日本人学校などに出版した本を27万冊以上寄贈してきた

■第38回「日産 童話と絵本のグランプリ」の大賞受賞作品を出版した

日産が子どもたちのために童話と絵本を出版

 本業であるクルマの生産以外にも、さまざまな活動を行っている日産。社会貢献活動もそのひとつであり、1984年からは一般財団法人の大阪国際児童文学振興財団が主催するアマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテスト「日産 童話と絵本のグランプリ」にも協賛している。

 毎年全国から2000~3000編の作品が寄せられるこのコンテストで、日産は童話部門と絵本部門でそれぞれ大賞に選ばれた作品を出版し、全国約3600の公立図書館や事業所周辺の約900の幼稚園・保育園に寄贈している。また、海外事業拠点周辺の日本人学校や日本語補習校にも贈呈しており、これまでに国内外で計27万冊以上の本を寄贈してきた。

 そんな「日産 童話と絵本のグランプリ」、2021年度に実施された第38回では、藪口莉那さんの童話「木箱の蝶」と、ホソカワレイコさんの絵本「みかんきょうだいのたんけん」がそれぞれ大賞を受賞。この度、BL出版より同作品が出版された。今回の出版にあたり、童話「木箱の蝶」には、同グランプリ第32回絵本部門の大賞を受賞した横須賀 香さんの挿絵が採用されたそうだ。

 大賞受賞作品の概要は以下の通り。

童話部門大賞:「木箱の蝶」

 お父さんの部屋で見つけた一枚の蝶の羽が、「ぼく」の作った画用紙の何十匹もの蝶とともに、夕暮れの空に飛び立つ幻想的な物語。描かれた場面のひとつひとつが映像を見るように鮮やかで、ハタリ、ポクリ、などの擬声語が物語の静けさを一層深くする。
作者:藪口莉那
価格:1400円(税別)

絵本部門大賞:「みかんきょうだいのたんけん」

 スーパーマーケットでビニール袋に詰められていた「おにいちゃんみかん」と「おとうとみかん」が、袋をとびだして探検に出かける物語。棚の商品からポップ、商品のラベルに至るまで丁寧に描かれた店内などの作画が魅力的な作品。
作者:ホソカワレイコ
価格:1400円(税別)

「日産 童話と絵本のグランプリ」のテーマは、時代を担う子どもたちへの支援となっており、これは日産が社会貢献活動を通じて取り組んでいるテーマとも共通している。日産は第1回からこのコンテストに協賛することで、38年間で71作品を出版してきた。日産の社会貢献活動が、今後も未来の日本を担う子どもたちに届くことを願う。

 なお、今年度の「第39回 日産 童話と絵本のグランプリ」の作品募集は、10月31日をもって終了致している。入賞作品の発表は2023年3月初旬に発表される予定だ。


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